アンドレ・ダーハンの絵本って、あまりに優しすぎてこのブログでは取り上げることがなかった。やわらかいタッチ、満面に笑みをたたえる登場人物や動物たち。愛が満ち満ちている絵なんだけど、そこに素直に入っていけない時もある。でも、… 続きを読む Helico and the Iceberg / Andre Dahan(アンドレ・ダーハン)の絵本
カテゴリー: 絵本
みずうみにきえた村 / バーバラ・クーニーが絵の絵本
早々と夏の終わりを感じさせる日々がつづいている。この夏の思い出といっても最高に暑かったことぐらいだが、そんな情けない思い出だけでもなつかしくなるのが夏の終わりだ。この絵本は過ぎ行く夏にぴったりの叙情的な物語。バーバラ・ク… 続きを読む みずうみにきえた村 / バーバラ・クーニーが絵の絵本
ねこくん、わが家をめざす / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
ケイト・バンクスとゲオルグ・ハレンスレーベンのコンビによる2004年の絵本。 主人公のネコは海辺の町でおばあさんに飼われている。長いこと幸せに暮らしていたが、おばあさんが亡くなり、ネコは家財道具と共におばあさんの生家のあ… 続きを読む ねこくん、わが家をめざす / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
目をつむるのよ、ぼうや / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
草原で暮らすかあさんトラとぼうやのムチャクチャなほのぼの絵本。眠る時間なんだけど、ぼうやトラはなんやかや話かけて、なかなか眠ろうとしない。目をつむらない、ぼうやのそのなんやかやの理由が絵になっている。非現実的な幻想の森で… 続きを読む 目をつむるのよ、ぼうや / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
こぎつねはたびだつ / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
とても単純なストーリーなのに、ケイト・バンクスとゲオルグ・ハレンスレーベンのコンビによる絵本には深く引き込まれてしまう。本書は生まれたばかりの子ギツネがとうさんキツネとかあさんキツネに見守られて成長するまでのお話。 キツ… 続きを読む こぎつねはたびだつ / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
青い大きな家 / ケイト・バンクス作、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
ハレンスレーベンの絵を眺めていると、ほんわかと、とてもいい気持ちになる。この絵本は森の中にある大きな青い家のお話。その家は夏の間だけ使われるらしく、秋から冬、そして春は人気もなく、ひっそりとしているはずなんだけど、ネコと… 続きを読む 青い大きな家 / ケイト・バンクス作、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
Chicken Soup, Boots / Maira Kalman が様々な仕事を描いた絵本
タイトルからは想像がつかないが、仕事についての絵本だ。父親や姉妹のから始まって最後は自分のことなど、14人の様々な仕事を紹介する絵本・・・だと思う。英語をしっかりと読めないので自信はないが、そんなところだろう。一人につき… 続きを読む Chicken Soup, Boots / Maira Kalman が様々な仕事を描いた絵本
ビロードうさぎ / マージョリィ・ウィリアムズ(文)とウィリアム・ニコルソン(絵)の絵本
連日の猛暑の中で、クリスマスに贈られたビロードのうさぎの話は合わないかもしれない。でも、本書の重要なシーンは春から初夏への草むらにあるので、夏草の匂いを思い出しながら読むと気分が盛上がった。 この物語は絵と抄訳が酒井駒子… 続きを読む ビロードうさぎ / マージョリィ・ウィリアムズ(文)とウィリアム・ニコルソン(絵)の絵本
Nutmeg / デイヴィッド・ルーカスの絵本
David Lucas 著、Alfred a Knopf、2006年8月発行。 少女Nutmegの毎日は飽き飽きする生活。NicodemusおじさんといとこのNesbitの3人で、壊れた船なんかの大きなゴミの溜まる海岸で… 続きを読む Nutmeg / デイヴィッド・ルーカスの絵本
アフリカの絵本 / The Lonely Lioness And The Ostrich Chicks
Retold by Verne Aardema, Illustrated by Yumi Hero。マサイのお話を元にした1996年の絵本。アフリカ色の非常に濃い絵だが、背景は動物や植物が小さくてたくさん描かれているので… 続きを読む アフリカの絵本 / The Lonely Lioness And The Ostrich Chicks