本書の絵は人気の高い「リサとガスパール」シリーズも手がけているゲオルグ・ハンスレーベンです。絵のタッチはそのLisaシリーズと同じ、しかし本はずっと大きい。ここには就寝前の女の子のひとときが描かれているのですがストーリー… 続きを読む 眠りの旅たちに携える絵本 And If the Moon Could Talk
カテゴリー: 絵本
笑える絵本 Click Clack Moo: Cows That Type
躍動感にあふれた大胆な絵。で、内容はムチャクチャにふざけた話。笑える! ある日、牧場主の耳に牛小屋からタイプライターの音が聞こえる。信じられないなー、と思いつつ行ってみると、牛小屋の前にタイプされた紙が一枚。寒いんで、電… 続きを読む 笑える絵本 Click Clack Moo: Cows That Type
すばらしい構図とカラーの絵本 Yesterday I Had the BLUES
黒人少年が主人公でその家族の登場する絵本。ぼくは昨日、BLUESだった。今日は greens という具合。父さんは駐車違反で grays ・・・と家族全員が登場する。ストーリーはない。絵がすばらしい。とても荒っぽい筆遣い… 続きを読む すばらしい構図とカラーの絵本 Yesterday I Had the BLUES
Robert McCloskey(ロバート・マックロスキー)/ Time of Wonder
「One Morning in Maine」から5年後の1957年に出版された絵本。Sal は成長して少女になっている。妹のJaneも大きくなり、いまでは二人でヨットを操っている。「Blueberries for Sal… 続きを読む Robert McCloskey(ロバート・マックロスキー)/ Time of Wonder
Robert McCloskey(ロバート・マックロスキー)/ One Morning in Maine
「Blueberries for Sal」から4年後の1952年の絵本。幼かったSalも成長し、今朝も妹のJaneのお世話をしている。そして、自分の歯が抜けていることに気づいて大騒ぎ。母親の説明から、乳歯と永久歯をのこと… 続きを読む Robert McCloskey(ロバート・マックロスキー)/ One Morning in Maine
シャーロット・ヴォークが絵の絵本 エルシー・ピドック、ゆめでなわとびをする
ぼくが絵本を知るのは、デザイン関係の本を探して洋書売り場をうろつくようになってからだ。もう20年以上も前の話だけどね。幼少に絵本を親しむ環境はなかった。だから最初、ストーリーはどうでもよくて、気に入った絵であれば読めもし… 続きを読む シャーロット・ヴォークが絵の絵本 エルシー・ピドック、ゆめでなわとびをする
ウィリアム・スタイグ(William Steig)/ロバのシルベスターとまほうのこいし
スタイグって、面白いよね~。ぼくは大好きでスタイグの作品はかなり読んでいる。でも、たくさん出ているのですべてを読んでるわけじゃない。今日は久しぶりで、まだ読んでなかったものにあたった。スタイグには全くのナンセンスなものと… 続きを読む ウィリアム・スタイグ(William Steig)/ロバのシルベスターとまほうのこいし
Robert McCloskey(ロバート・マックロスキー)/ Blueberries for Sal
ちょっと、ハラハラ、ドキドキさせるけど、ユーモアのある絵本。お母さんは幼い娘の Sal を連れて、ブルーベリー摘みに小高い丘にやってきた。一方、丘の向こう側では、やはり小熊を連れた母熊がブルーベリーを食べに来ている。で、… 続きを読む Robert McCloskey(ロバート・マックロスキー)/ Blueberries for Sal
深い余韻を残す絵本 バーバラ・クーニー/みずうみにきえた村
バーバラ・クーニーの作品にはアメリカ合衆国の自然とそこに暮らす人々を描くものが多い。本書もその一冊で、小さな村が大都会のボストンに水を供給するためのダム建設で水没する話。 主人公の女の子の部屋の窓の外を大きなヤナギの長い… 続きを読む 深い余韻を残す絵本 バーバラ・クーニー/みずうみにきえた村