ジョン・バーニングムの絵本には、とくにストーリーらいしストーリーがなくて、リズミカルにシーンが展開するものがあるけど、本書はそんな種類の一冊。父さんと母さんと男の子の3人家族なんだけど、この息子、とっても忙しい子。食事の… 続きを読む ジョン・バーニンガムの動物たちがリズミカルに展開する絵本/Where’s Julius?
カテゴリー: 絵本
幼い少女の見る夜の風景をアン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベンが描いた絵本/夜になると
街に明かりがともり、夜が始まるたそがれどきは昼の世界からアナザワールドへ踏み出すとき。すっかりと忘れていた幼い時の、たそがれどきの不安と期待を甦らせてくれる不思議な絵本。と言って、妖精やおばけが出てくるわけではない。ごく… 続きを読む 幼い少女の見る夜の風景をアン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベンが描いた絵本/夜になると
アフリカへ誘うゲオルグ・ハレンスレーベンの絵本/BABOON
とても緑が美しい絵本。それはアフリカの森と草原。ヒヒの子どもが母親の背中で目覚める。今日は、子どもが森と草原の世界と出会う初めての旅。まず、最初は親子の行く手をゆっくりと横切って行くカメ。ワニやゾウそしてサイに出会う。草… 続きを読む アフリカへ誘うゲオルグ・ハレンスレーベンの絵本/BABOON
ウィリアム・スタイグの夫婦愛の絵本/Caleb & Kate
表紙の絵だが、おかみさんが飼いイヌと遊んでいる。実はこのイヌ、魔法使いの軽い気まぐれからイヌにされてしまった亭主なのだ。亭主はそのことをカミさんに伝えたくてもできない。カミさんは可哀想な迷いイヌだと思って飼っているのだ。… 続きを読む ウィリアム・スタイグの夫婦愛の絵本/Caleb & Kate
ウィリアム・スタイグの変身する絵本/Solomon the Rusty Nail
平凡な子ウサギ、ソロモンがある日、釘に変身する術を知ってしまう。この変身術を使って家族を驚かせては楽しんでいたが、夏休みのある日、ネコに捕まってしまう。釘に変身することで危機を脱するが、逃げ出せない日々が続く。ウサギもネ… 続きを読む ウィリアム・スタイグの変身する絵本/Solomon the Rusty Nail
ウィリアム・スタイグの文句なしに面白い絵本/Farmer Palmer’s Wagon Ride
こんなけったいなストーリーの絵本も珍しい。スタイグの絵本は特異な存在で、わたしは凄く好きだ。なかでも本書はアホらしさ加減がスタイグのなかでも白眉で非常に好きだ。お百姓のパーマーさんはブタ。ロバのエベネザーさんは雇われて荷… 続きを読む ウィリアム・スタイグの文句なしに面白い絵本/Farmer Palmer’s Wagon Ride
バーニンガムによる犬が主人公のちょっと寂しくなる絵本/Courtney
ジョン・バーニンガムの絵本って、いったい何冊出ているんだろう。知っているだけでも、すごい数だ。その絵本にはどれも、愛くるしい子どもや動物たちでいっぱいだ。それらがとても多くの人々に愛されている。ぼくもその一人だ。ぼくは、… 続きを読む バーニンガムによる犬が主人公のちょっと寂しくなる絵本/Courtney
Angela Barrett の美しい絵本/Snow White
幻想的で耽美な世界・・・絵本「白雪姫」は本当に美しい。細部まで丁寧に描かれた情景がイマジネーションを広げてくれて、一気に物語の世界に入り込んで行く。七人の小人たちの住む深い森の描写の見事なことといったら他に例がない。幼い… 続きを読む Angela Barrett の美しい絵本/Snow White
Dyan Sheldon と Gary Blythe の絵本/The Garden
少女は庭で土に埋もれていた不思議な形をした石を見つける。それがインディアンの矢じりであることを母に教えられた少女は、その日、月が上っても庭にいた。母に庭の中にテントを張ることを許され、その夜、少女はインディアンの若者に矢… 続きを読む Dyan Sheldon と Gary Blythe の絵本/The Garden
無茶苦茶におもろい・・・絶対に笑える絵本 Walter the Farting Dog
四六時中、おならをする犬の話だが、ちょっと他にないぐらいに笑える絵本だ。兄妹が迷い犬の収容所から引き取り手のいない犬を連れてくる。この話はバーニンガムの「コートニー」と同じだ。バーニンガムの方は家事の得意な犬だったが、こ… 続きを読む 無茶苦茶におもろい・・・絶対に笑える絵本 Walter the Farting Dog