ジョン・バーニンガムの動物たちがリズミカルに展開する絵本/Where’s Julius?

ジョン・バーニングムの絵本には、とくにストーリーらいしストーリーがなくて、リズミカルにシーンが展開するものがあるけど、本書はそんな種類の一冊。父さんと母さんと男の子の3人家族なんだけど、この息子、とっても忙しい子。食事の時はたいていにない、で、母さんか父さんが「Where’s Julius?」と言う。で、Julius はどこそこよ、と言って、トレイにのせた食事を息子に届ける。これが延々と繰り返される絵本。

バーニンガムの描く動物って、どうしてこんなに愛嬌があるんだろう。本書でも常連のネコをはじめ、ヘガタカ、ラクダ、オオカミなんかが登場するけど、そんな動物をじっと見ているだけなんだけど、飽きない。

投稿日:
カテゴリー: 絵本