1974年フランス映画。夭折の天才監督ジャン・ユスターシュの自伝的映画で、最後の作品。ユスターシュは1981年にピストル自殺をしている。13才の少年を主人公に、特にストーリーと呼べるような展開もなく、淡々と綴られていく映… 続きを読む ぼくの小さな恋人たち / ジャン・ユスターシュ監督最後の作品
月: 2008年1月
スーザンのかくれんぼ / ルイス・スロボドキンのほんわかユーモアな絵本
可愛いおんなの子のスーザンが主人公のほんわかしたユーモアが漂う、ルイス・スロボドキン作の絵本。1961年の絵本で、懐かしいような温もりのある絵が優しい。 二人の兄さんがビンに入れて飼ったいるクモを妹に見せようとするので、… 続きを読む スーザンのかくれんぼ / ルイス・スロボドキンのほんわかユーモアな絵本
The Patchwork Cat / ニコラ・ベイリー絵の傑作ネコ絵本
ネコ絵本の傑作。ニコラ・ベイリーはネコの登場する絵本をたくさん出している。しかし、本書が一番いいかも。絵はすごく写実なんだけど、ネコの毛の一本一本が表現されているようで、質感がすごい。本書の場合は主人公のネコ、Tabby… 続きを読む The Patchwork Cat / ニコラ・ベイリー絵の傑作ネコ絵本
ネヴィル・ブロディ / The Graphic Language of Neville Brody 2
ネヴィル・ブロディの2冊目の作品集。1989年から1993年の作品が収録されている。前作とはガラリと変わった印象を受ける。鋭角的なタイポグラフィーとレイアウトから曲線やぼかし画像を使ったコラージュの多用へと変化している。… 続きを読む ネヴィル・ブロディ / The Graphic Language of Neville Brody 2
ネヴィル・ブロディ / THE GRAPHIC LANGUAGE ON NEVILLE BRODY
ネヴィル・ブロディの1980年代の作品集。タイプフェースやグラフィックデザインの強烈な個性に圧倒される。The Face(フェイス)誌で行ったレイアウトが多数収録されている。80年代はニューウェイブロックの時代で、その末… 続きを読む ネヴィル・ブロディ / THE GRAPHIC LANGUAGE ON NEVILLE BRODY
絵本 もうひとつの日本の歴史 / 差別社会ができる過程をやさしく説明
大型の絵本の見開き一杯に風景が描かれているが、原則的に同じ場所だ。その風景が5~6世紀の古代社会から始まって、現代までの変遷となっている。絵は柔らかいタッチだが、人々の暮らしが精密に描かれているので、丹念に絵を見ていて飽… 続きを読む 絵本 もうひとつの日本の歴史 / 差別社会ができる過程をやさしく説明
ラブ・フィールド / ミシェル・ファイファーが好演する人種問題がベースのラブストーリー
1992年アメリカ映画、ジョナサン・カプラン監督。60年代のアメリカの人種差別をベースにしたラブ・ストーリー。人種問題といっても過度にシリアスにならずに、ちょっといい感じのロードムービーになっている。それは、ミシェル・フ… 続きを読む ラブ・フィールド / ミシェル・ファイファーが好演する人種問題がベースのラブストーリー
さよならゲーム / ケヴィン・コスナーとスーザン・サランドンのラブコメディ
1988年アメリカ映画、ロン・シェルトン監督。マイナー・リーグを舞台にしたラブコメディ。野球映画としての魅力もたっぷり。3Aの万年Bクラスのチームの新人投手ヌーク(ティム・ロビンス)は速球派だがコントロールがダメ。アタマ… 続きを読む さよならゲーム / ケヴィン・コスナーとスーザン・サランドンのラブコメディ
おとうさんをまって / スズキコージの汽車の絵本
父親が出張で出かけるとき、少年は愛犬と共に駅まで見送りに行く。少年は汽車が出発する前に駅を出て、陸橋の上から父親の乗った汽車が見えなくなるまで眺めている。この絵がノスタルジックなのは、ぼくも陸橋から汽車を見るのが好きだっ… 続きを読む おとうさんをまって / スズキコージの汽車の絵本
エヴァの匂い / ジャンヌ・モロー主演、ジョセフ・ロージー監督
1962年フランス映画。ぼくはこの映画を1963年、17才のときに見ているが全く記憶がない。同じ年にベルイマンの『野いちご』とアントニオーニの『夜』を見ているが、この2作品については当時の感動を鮮明に記憶しているのに・・… 続きを読む エヴァの匂い / ジャンヌ・モロー主演、ジョセフ・ロージー監督