おとうさんをまって / スズキコージの汽車の絵本

父親が出張で出かけるとき、少年は愛犬と共に駅まで見送りに行く。少年は汽車が出発する前に駅を出て、陸橋の上から父親の乗った汽車が見えなくなるまで眺めている。この絵がノスタルジックなのは、ぼくも陸橋から汽車を見るのが好きだった。そして、父はいつも出張をしてたんだ。

少年は駅の帰りにはいつもおもちゃやのショーウインドウを覗いている。模型の汽車が走っているのをいつも眺めている。

「こどものとも絵本」の新刊だが、1991年12月に月刊「こどものとも」として発行されている。

おとうさんをまって
作 片山令子
絵 スズキコージ
発行 福音館書店(2007年11月15日「こどものとも絵本」)

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カテゴリー: 絵本