こころにジワーっと染み込んでくるお話の絵本。ストーリーはシンプルだ。街から郊外へ祖父と孫が散歩をしている。お話は二人の会話で構成されている。なんでも、祖父は夫婦で旅をしていたとのこと。ドイツの小さな町の有名な教会に立ち寄… 続きを読む クロード・マルタンゲの素敵なストーリーの絵本 / ゆきのしたのなまえ
マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさい おつきさま』ができるまで
本書は絵本『おやすみなさい おつきさま』とレナード・S・マーカスによる『ブラウンとハードの生涯』が1冊になったもの。絵本だけのものと判型も同じなので、絵本部分は全く同じだが、本書はあくまで後者を読む本だ。純粋に絵本『おや… 続きを読む マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさい おつきさま』ができるまで
フランソワ・オゾン監督の詩のような短編映画 / 『海をみる』と『サマー・ドレス』
海をみる 1997年フランス映画。小島の一軒家にサーシャ(サーシャ・ヘイルズ)が赤ん坊と住んでいる。夫はパリにいる。そこへバックパッカーのタチアナ(マリナ・ド・ヴァン)が現れて、庭にテントを張りたいという。許可したサーシ… 続きを読む フランソワ・オゾン監督の詩のような短編映画 / 『海をみる』と『サマー・ドレス』
森健 著 / グーグル・アマゾン化する社会
とてもエキサイティングな本だ。もう、ぼくたちには「明日は明日の風が吹く・・・」と慰めの言葉のない時代にいるんだと感じた。明日に何が起きても不思議ではない所で生きている。明日に起きるかもしれない「何か」は幸運ではなくて、不… 続きを読む 森健 著 / グーグル・アマゾン化する社会
川口にて安治川の夕焼け
暖かい日が続いたが久しぶりに季節どおりの寒い日だった。風も強かったので、波立っている安治川が見れるかと川口まで歩いた。でも、たいしたことはなくてがっかり。安治川の川下に太陽が沈んだばかりで徐々にオレンジ色が広がっていた。… 続きを読む 川口にて安治川の夕焼け
マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本 / おやすみなさいおつきさま
先日読んだ『My World』と同じコンビの絵本。マーガレット・ワイズ・ブラウンの文でクレメント・ハードの絵だ。こちらの方が『My World』より2年早い1947年に出版されている。ウサギが登場し、緑と赤を使った大胆な… 続きを読む マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本 / おやすみなさいおつきさま
橋からの眺め(15)/ 千代崎橋(ちよざきばし)
御堂筋周防町交差点のアップルストアから西に折れてアメリカ村に入り、そのまま西に進むと堀江だ。堀江もさらにどんどんと西へ向かうと木津川にぶつかる。そこに架かっているのが千代崎橋。ここが堀江の西の端、橋を渡ると九条だ。大正時… 続きを読む 橋からの眺め(15)/ 千代崎橋(ちよざきばし)
鈴木まもる / バサラ山スケッチ通信 ぼくの鳥の巣探検
2ヶ月ほど前に鈴木まもる氏の本を初めて見た。絵本『ぼくの鳥の巣絵日記』だった。絵本というよりも、自然科学の図鑑でもあるけれど、やっぱりぼくは絵本として楽しんだ。本書は絵本ではなくて、鳥の巣を優しく説明した自然科学の読み物… 続きを読む 鈴木まもる / バサラ山スケッチ通信 ぼくの鳥の巣探検
暖かい夜の御堂筋
20時から21時の新橋交差点付近の御堂筋。先日の大阪女子マラソンの折り返し付近。あのときはテレビ写りも良かった。今夜はすごく暖かい。冬のコートにマフラーでウォーキングをしていたら、汗ばんできた。明日は強風の吹く、春の嵐と… 続きを読む 暖かい夜の御堂筋
ヘルメ・ハイネ / One Day in Paradise
聖書の天地創造の物語かな。壮大なストーリーがハイネの軽やかなタッチで描かれる。牧歌的なじいさんが登場するけど、神なのだろうか。じいさんは様々な植物、昆虫、動物を想像する。その動物たちの愛らしいことといったらない。そして、… 続きを読む ヘルメ・ハイネ / One Day in Paradise