かわいいサルマ / 南アフリカの作家ニキ・ダリーのアフリカの絵本

作者のニキ・ダリーは1946年、南アフリカのケープタウンに生まれ育つ、と本書で紹介されている。アフリカの絵本はあまり見る機会がない。その色彩感覚がとても興味深い。アフリカ人のリズム感覚を日本人は真似ることができないと、よ… 続きを読む かわいいサルマ / 南アフリカの作家ニキ・ダリーのアフリカの絵本

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小さなお城 / マルシャーク(文)とワスネツォフ(絵)のロシア民話の絵本

ほのぼのとしたストーリーと絵の絵本。ほんわかとした気持ちにさせてくれる。カラフルに彩色されているけど、ロシアの絵本独特のくすんだ感じで落ち着いている。解説によると多色刷りリトグラフだという。カエルとネズミ、ニワトリに対し… 続きを読む 小さなお城 / マルシャーク(文)とワスネツォフ(絵)のロシア民話の絵本

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だんまり / 戸田和代(文)、ささめやゆき(絵)のネコ絵本

これは、ネコ絵本ずきにはたまらん本です。ストーリーもいいけど、この絵本の魅力はなんといっても、ささめやゆき氏の絵。大胆な構図、ユーモアがあるのに乾いている絵。いい、とてもいい。初めて知った絵本作家さんなんで検索したら、た… 続きを読む だんまり / 戸田和代(文)、ささめやゆき(絵)のネコ絵本

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A Day With Wilbur Robinson / William Joyce 著の不思議な絵本

写実的な絵なんだけど、構図や内容がとても凝っているので、不思議な空気感が味わえる絵本。描かれているのは、とうていありえない世界なんだけど、妙に現実味がある。そう、夢の中のようだけど、ここまで飛躍した夢を見る才能(?)はな… 続きを読む A Day With Wilbur Robinson / William Joyce 著の不思議な絵本

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ねぼすけ はとどけい / ルイス・スロボドキンのほのぼの絵本

スイスの山奥の小さな村の小さな時計屋さんが物語の舞台。壁一面のたくさんの「はどどけい」は正確無比に一斉に小窓からハトがでてきて時を告げる。しかし1羽だけはどうしても一分ほど遅れて小窓から出てくる。時計自体は狂っていない。… 続きを読む ねぼすけ はとどけい / ルイス・スロボドキンのほのぼの絵本

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スーザンのかくれんぼ / ルイス・スロボドキンのほんわかユーモアな絵本

可愛いおんなの子のスーザンが主人公のほんわかしたユーモアが漂う、ルイス・スロボドキン作の絵本。1961年の絵本で、懐かしいような温もりのある絵が優しい。 二人の兄さんがビンに入れて飼ったいるクモを妹に見せようとするので、… 続きを読む スーザンのかくれんぼ / ルイス・スロボドキンのほんわかユーモアな絵本

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The Patchwork Cat / ニコラ・ベイリー絵の傑作ネコ絵本

ネコ絵本の傑作。ニコラ・ベイリーはネコの登場する絵本をたくさん出している。しかし、本書が一番いいかも。絵はすごく写実なんだけど、ネコの毛の一本一本が表現されているようで、質感がすごい。本書の場合は主人公のネコ、Tabby… 続きを読む The Patchwork Cat / ニコラ・ベイリー絵の傑作ネコ絵本

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絵本 もうひとつの日本の歴史 / 差別社会ができる過程をやさしく説明

大型の絵本の見開き一杯に風景が描かれているが、原則的に同じ場所だ。その風景が5~6世紀の古代社会から始まって、現代までの変遷となっている。絵は柔らかいタッチだが、人々の暮らしが精密に描かれているので、丹念に絵を見ていて飽… 続きを読む 絵本 もうひとつの日本の歴史 / 差別社会ができる過程をやさしく説明

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