女優ダイアン・キートンの言葉

「私が60歳を過ぎてから学んだもっとも大切なことは恐れないということ。私は全てを恐れ、怯えていた。その恐怖こそが人生最大の後悔の1つ」「歳を重ねると熟していくという考えは一生理解できない。私はスローダウンなんてしていない… 続きを読む 女優ダイアン・キートンの言葉

藤沢周平の『たそがれ清兵衛』に共感

「寝ている妻女の夜具をはいで、そろそろと抱え起こす。つぎに手をそえて立たせると、おぼつかない足どりの妻女に手を貸して、厠(かわや)まで連れて行く。そのひと仕事が終わって、妻女を寝かしつけると、清兵衛は今度は台所に立つ。」… 続きを読む 藤沢周平の『たそがれ清兵衛』に共感

大島弓子の『ミモザ館でつかまえて』を読む

宮台真司の『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(2014年刊)を読んでいたら、『増補 サブカルチャー神話解体』(2007年刊)が読みたくなった。それを読んでいたら、1970年代前半ぼくが少女漫画にはまってたことが蘇り… 続きを読む 大島弓子の『ミモザ館でつかまえて』を読む

宮台真司著『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』

ゴーギャンの印象的な絵がカバーに使われている宮台真司の『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(2014年刊)だが、いまぼくの愛読書だ。もっとも愛読書はコロコロ変わるが今は本書だ。その前に、いまぼくは猛烈に忙しい。でも元… 続きを読む 宮台真司著『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』

パトリシア・ハイスミス著『キャロル』

ムチャ天気いい午後、パトリシア・ハイスミスの小説『キャロル』を読み出したら、予想以上におもろくてワインを飲みながらの読書で、非常に自堕落な気分を楽しんだ。と言ってもそんな贅沢な時間を長時間とれる訳でもなく、小説はほんのさ… 続きを読む パトリシア・ハイスミス著『キャロル』

ジェイムズ・P・ホーガン『未来の二つの顔』

ジェイムズ・P・ホーガンのハードSF『未来の二つの顔』(1979年発表)を読んだ。AI と人間は共存できるのかがテーマ。未来に対してユートピア的なところで、ぼくの好みのSFじゃなかった。ぼくはディストピア的に描かれる近未… 続きを読む ジェイムズ・P・ホーガン『未来の二つの顔』

伊藤計劃の『虐殺器官』を読んでる

伊藤計劃の『虐殺器官』を読んでるけど、 >音は視覚と異なり、魂にじかに触れてくる。音楽は心を強姦する。 という文に出会って強く共感している。この会話はプラハのクラブのフロアでのものだから余計にそそられた。『虐殺器官… 続きを読む 伊藤計劃の『虐殺器官』を読んでる