リプリー / 「太陽がいっぱい」よりいいのは時代の違いか

1999年アンソニー・ミンゲラ監督、アメリカ映画。数年前に初めて見た時、ルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』に比べて『リプリー』は駄作だと思った。あのアラン・ドロンとマリー・ラフォレの魅力に比べたら、好きな女優だけど、… 続きを読む リプリー / 「太陽がいっぱい」よりいいのは時代の違いか

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バスキアの映画 / DOWNTOWN81

全く知らないで見たので、ぶっ飛んでしまった。数年前にケーブル放送の映画を録画しまくっていた。見ていないビデオがたくさんあって、内容も忘れてしまっていた中の1本が『DOWNTOWN81』だった。なにげに選んで見始めたらぶっ… 続きを読む バスキアの映画 / DOWNTOWN81

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カテゴリー: Movie

阿部薫 1971 CD#1 アカシアの雨がやむとき

阿部薫は黙って立ち上がると、バスクラのケースを取ってきて楽器を組立てた。そして、何も言わずに演奏を始めた。ほどなく、西田佐知子の有名な「アカシアの雨のやむとき」のメロディが流れて、ぼくは誰彼となく顔を見合わせた。そして、… 続きを読む 阿部薫 1971 CD#1 アカシアの雨がやむとき

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カテゴリー: Jazz

阿部薫 1971 CD#1 アカシアの雨がやむとき

阿部薫は黙って立ち上がると、バスクラのケースを取ってきて楽器を組立てた。そして、何も言わずに演奏を始めた。ほどなく、西田佐知子の有名な「アカシアの雨のやむとき」のメロディが流れて、ぼくは誰彼となく顔を見合わせた。そして、… 続きを読む 阿部薫 1971 CD#1 アカシアの雨がやむとき

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カテゴリー: Music

ランド・オブ・プレンティ / ヴィム・ヴェンダース監督

アメリカ生まれで、アフリカや中東で暮らしていた20才の女性ラナがテルアビブからロサンゼルスへやってくるところから映画が始まる。ラナの目的は、音信の途絶えている叔父を捜すこと。叔父はベトナム戦争の帰還兵で、枯れ葉剤の後遺症… 続きを読む ランド・オブ・プレンティ / ヴィム・ヴェンダース監督

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カテゴリー: Movie

映画『小さな中国のお針子』から Black music を考えた

2002年フランス映画、ダイ・シジエ監督・原作・脚本。中国の奥地、美しい風景の山岳地帯の農村を舞台にした美しくて切ないラブロマンス映画。しかし、見終わって考えさせられるところがあった。 1960年代から70年代にかけて、… 続きを読む 映画『小さな中国のお針子』から Black music を考えた

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ケイト・ブランシェット主演の西部劇『ミッシング』

2003年アメリカ映画、ロン・ハワード監督。主演はトミー・リー・ジョーンズとケイト・ブランシェット。この二人がいいので見応えのある映画だった。ケイト・ブランシェットが特に良かった。この女優さんはたくさん見ているわけではな… 続きを読む ケイト・ブランシェット主演の西部劇『ミッシング』

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カテゴリー: Movie

恋愛映画の傑作 / クローロ・オータン=ララ監督「肉体の悪魔」

1947年のフランス映画。ぼくはこの時代の古典的な映画を余り見ないけど、ストーリーが気になって見たわけ。第一次世界大戦末期、17才の高校生(フランソワ)が、軍人の婚約者のいる年上の女性(マルト)に一目惚れをする。二人で会… 続きを読む 恋愛映画の傑作 / クローロ・オータン=ララ監督「肉体の悪魔」

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先住民族アポリジニの混血少女を描いた「裸足の1500マイル」

2002年オーストラリア映画、フィリップ・ノイス監督。 ストーリーは、1931年西オーストラリアでの実話に基づくそうだ。最初の字幕スーパーの説明。 「100年間、白人入植者に抵抗してきたアポリジニは、アポリジニ保護法で生… 続きを読む 先住民族アポリジニの混血少女を描いた「裸足の1500マイル」

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女ともだち / ミケランジェロ・アントニオーニ監督

1955年イタリア映画。アントニオーニ監督がまだ無名時代の作品。この『女ともだち』、『さすらい』(57年)、『情事』(59年)と続き、『情事』がカンヌ映画祭の審査員賞を受けてから監督は国際的脚光を浴びることになる。『女と… 続きを読む 女ともだち / ミケランジェロ・アントニオーニ監督

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