いまごろサンタクロース? 最近はバーニンガムを集中して読んでいました。図書館で探していたら、まだ知らなかったバーニンガムの絵本を見つけたんで、借りて来たわけです。でも、そろそろ汗ばむ季節になってサンタクロースは気分がでない。でも、本書の絵はかなり好きです。トナカイをはじめ動物たちは愛嬌があるし、双発機とかバイクとか乗り物も出てくるし。
先日読んでいたヤングアダルト小説に、いくつまでサンタクロースを信じていたか、なんて会話があったけど、ぼくは最初から信じてなかったですね。クリスマスにプレゼントをもらえる習慣がなかった。ま、祖父も祖母も健在で熱心な仏教徒だったし。でも、父は高度成長期の典型的なサラリーマンで、クリスマスイブは必ずキャバレーで遊んでて子どもが寝静まった深夜に帰宅してたらしい。朝になって、ぼくたちはキャバレーからもらってきたクラッカーで遊ぶのが楽しみでした。何か変ですね・・・。
クリスマスのおくりもの
原題 Harvey Slumfenburger’s Christmas Present
著者 ジョン・バーニンガム((c) 1993 by John Burningham
訳者 長田弘
発行 ほるぷ出版、1993年11月