部屋で一人、浜田真理子を聞いていた。先日、行った Zucchero のカフェで女性ヴォーカルの音楽が静かに流れてた。カフェの空間に溶けこんでた。今日になって、それは浜田真理子だったんじゃないかと思って、棚の奥から2枚だけ持ってる彼女のCDを引っ張り出した。もう、長いこと・・・2年ぐらい聞いていないかも。『Mariko』を聞いた。1曲目の〈The Crow〉と、つづいて〈Syuji〉にはやっぱり、凄みを感じた。
『Mariko』は1998年に彼女の地元島根のレーベルからリリースされたファースト・アルバム。ぼくはこれを3,4年前に、当時行きつけだった北堀江の貸本喫茶で初めて聞いた。読書のじゃまにならないようにボリュームをしぼって流していたのに、気になってしようがなかった。思い切って、カウンターで尋ねたら、浜田真理子と教えてくれた。CDを置いてあるショップも教えてくれて、ぼくは買いに走った。