NHK衛星放送で見る。1953年作品。これまでに見て来た、雨月物語(1953)、雪夫人絵図(1950)、近松物語(1954)に比べるならインパクトに欠ける作品だと思った。これらの3作品には「戦後」という情念ともいえる熱い… 続きを読む 溝口健二監督/祇園囃子
溝口健二監督/近松物語
NHK衛星放送の溝口特集を見る。1954年の作品。単なる悲恋物語なのだが、ただならないテンションの高さを感じてしまった。監督はもちろんだが、役者をはじめ、小道具や衣装にいたるまで、憑かれたような気配を感じてしまう。「雨月… 続きを読む 溝口健二監督/近松物語
溝口健二監督/雪夫人絵図
深夜、NHK衛星放送で「雪夫人絵図」を見た。戦後5年後の1950年作品。戦争が語られることはないが、いやでも戦後の物語であることを意識させられる。主人公は旧華族の家に生まれ育った雪、彼女の没落が描かれる。戦後の変革の中で… 続きを読む 溝口健二監督/雪夫人絵図
溝口健二監督/雨月物語
NHK衛星放送で溝口健二監督特集を放映している。さっき、「雨月物語」(1953年)を見た。若い時は、ベルイマンとかヴィスコンティの映画のように溝口を見ていたんだ、と今、気づいた。つまり、なーにも分かってなかったんじゃない… 続きを読む 溝口健二監督/雨月物語
橋からの眺め(2)/伯楽橋(はくらくばし)
伯楽橋は長堀通りの木津川に架かる橋。何年も橋の架け替え工事をしていたが、今年完成したばかりだ。木津川は西区の中央を南北に流れている。新町の西の端になる。同じ南北に流れる東横堀川があり、これらを、土佐堀川、道頓堀川で結んで… 続きを読む 橋からの眺め(2)/伯楽橋(はくらくばし)
夏の盛りの阿波座南公園ビオトープ
今朝のビオトープ風景。薄紫の「みぞはぎ」が咲き乱れている。池にそってずいぶんと増えたようだ。池にはメダカが見える。小さな金魚も一匹、ビオトープには、こういう魚を放してはだめなんだけど・・・。この阿波座南公園ビオトープは2… 続きを読む 夏の盛りの阿波座南公園ビオトープ
橋爪紳也監修/都市再生フィールドノート 大阪のひきだし
大阪と名付けられているが、本書は船場地域とその周辺の都市再生フィールドノートとなっている。ぼくは船場の西隣の新町でSOHOをしているので、新町から船場、船場から新町を始終行き来している。今は埋め立てられて存在しないのだが… 続きを読む 橋爪紳也監修/都市再生フィールドノート 大阪のひきだし
大阪の屋外彫刻(4)/フェルナンド・ボテロ「踊り子」
御堂筋には27体の彫刻が並んでいる。モチーフは人体ということで、人物像がほとんどだ。その全てをきっちりと鑑賞したわけではないが、ぼくはこの作品がとりわけ好きで、通るたびに眺めている。作品説明は作品の前の台座の上にあるバー… 続きを読む 大阪の屋外彫刻(4)/フェルナンド・ボテロ「踊り子」
うつぼ公園のガーデンキャット(10)
このネコは昨年の9月1日に写真に撮っている。首輪に特徴があるので、すぐに分かった。やはり、公園内居住人に飼われていたネコで、人なつっこい。よく、飼い主のテントに近い小径のベンチに寝そべっていた。通る人は思わず相手をしてし… 続きを読む うつぼ公園のガーデンキャット(10)
橋からの眺め(1)/栴檀木橋(せんだんのきばし)
写真左が土佐堀川の川下側(西方向)、前方は御堂筋に架かる淀屋橋。写真右は川上側(東側)。前方は堺筋に架かる難波橋。 「栴檀木橋は、江戸時代の初期、中之島にあった蔵屋敷へ行き来するために架けられたと考えられ、その昔、橋筋に… 続きを読む 橋からの眺め(1)/栴檀木橋(せんだんのきばし)