ネコ絵本の傑作。ニコラ・ベイリーはネコの登場する絵本をたくさん出している。しかし、本書が一番いいかも。絵はすごく写実なんだけど、ネコの毛の一本一本が表現されているようで、質感がすごい。本書の場合は主人公のネコ、Tabby… 続きを読む The Patchwork Cat / ニコラ・ベイリー絵の傑作ネコ絵本
カテゴリー: 絵本
絵本 もうひとつの日本の歴史 / 差別社会ができる過程をやさしく説明
大型の絵本の見開き一杯に風景が描かれているが、原則的に同じ場所だ。その風景が5~6世紀の古代社会から始まって、現代までの変遷となっている。絵は柔らかいタッチだが、人々の暮らしが精密に描かれているので、丹念に絵を見ていて飽… 続きを読む 絵本 もうひとつの日本の歴史 / 差別社会ができる過程をやさしく説明
おとうさんをまって / スズキコージの汽車の絵本
父親が出張で出かけるとき、少年は愛犬と共に駅まで見送りに行く。少年は汽車が出発する前に駅を出て、陸橋の上から父親の乗った汽車が見えなくなるまで眺めている。この絵がノスタルジックなのは、ぼくも陸橋から汽車を見るのが好きだっ… 続きを読む おとうさんをまって / スズキコージの汽車の絵本
Good Sports: Rhymes About Running, Jumping, Throwing, And More
各ページはいろんなスポーツシーンの絵と、そのスポーツのライムからなっている。ストーリーはない。野球から始まって、サッカー、体操などとにかくいろんなスポーツをプレイしている子どもの絵が続く。絵は筆の大胆なタッチで、構図も大… 続きを読む Good Sports: Rhymes About Running, Jumping, Throwing, And More
SCIENCE VERSE / Jon Scieszka と Lane Smith による奇妙で楽しい絵本
これは科学の絵本らしい。絵だけを見ていても楽しい。きれいな上にユーモアがある。文章は詩らしい。読めないのでよく分からないが、科学を詩で説明しているらしい。そして、前の2冊同様、タイポグラフィが素晴らしい。フォントも同じ、… 続きを読む SCIENCE VERSE / Jon Scieszka と Lane Smith による奇妙で楽しい絵本
Cowboy & Octopus / Jon Scieszka と Lane Smith による奇妙で楽しい絵本
Jon Scieszka と Lane Smith のコンビの絵本はやみつきになる。なんか、良く分からないけど、人をくったユーモアがムチャクチャに面白い。本書はコンビの新刊だが、今までのものに比べたら理解しやすい内容だ。… 続きを読む Cowboy & Octopus / Jon Scieszka と Lane Smith による奇妙で楽しい絵本
Squids Will Be Squids / Jon Scieszka と Lane Smith による奇妙で楽しい絵本
『MATH CURSE』は「For ages > 6 and < 99」とあったが、こちらはAges: 49-630(in dog years)とある。おもしろい作者だねー。非常に意味ありげな内容らしく気をそそられるがこ… 続きを読む Squids Will Be Squids / Jon Scieszka と Lane Smith による奇妙で楽しい絵本
Changing You: A Guide to Body Changes and Sexuality / 思春期の子ども対象の体と性の解説絵本
本書の中で、少し前後するけど9才から14才は思春期と呼ばれているとある。この頃の子どもを対象にした、体と性の解説絵本。脇や性器の辺りに毛が生えてくる様子なんかがユーモラスなイラストで描かれている。もちろん、性器の内部構造… 続きを読む Changing You: A Guide to Body Changes and Sexuality / 思春期の子ども対象の体と性の解説絵本
スノーグース / アンジェラ・バレットの素晴らしい絵
昨夜、本書を読んでから寝たら、闇の中に表紙の絵の少女が浮かび上がって、しばらくは寝付けなかった。アンジェラ・バレットの描くとても印象的な表紙の少女だ。 彼女はけがをしているらしい大きな白い鳥を胸にしっかりと抱いている。粗… 続きを読む スノーグース / アンジェラ・バレットの素晴らしい絵
ミロスラフ・サセックの絵本『ジス・イズ・ミュンヘン』
ミュンヘンはドイツのバイエルン州の州都。歴史的建造物も多く描かれているが、どちらかというと地味な感じの建物ばかり。しかし、300年以上の歴史を持つビヤホール、ホーフボロイハウスが描かれているが、そこでヒトラーがナチスの旗… 続きを読む ミロスラフ・サセックの絵本『ジス・イズ・ミュンヘン』