先日、バーニンガムの初期の作品(3作目)『バラライカねずみのトラブロフ』を読んで、バーニンガム自身の多くの絵本の画風との違いに興味を持った。本書は1965年、5作目の絵本。『バラライカねずみのトラブロフ』でも馬が気になっ… 続きを読む はたらくうまの ハンバード とロンドン市長さんのはなし / ジョン・バーニンガムの絵本
カテゴリー: 絵本
オーパル ひとりぼっち / バーバラ・クーニー絵の絵本
寂しさの中にぬくもりのある絵本。原作はオーパル・ウィットリーという女性の5歳から6歳の頃の日記と説明されている。原文は編集されて、バーバラ・クーニーが絵を描いた絵本です。オーパルは両親を亡くして、オレゴン州の山奥の一家に… 続きを読む オーパル ひとりぼっち / バーバラ・クーニー絵の絵本
バラライカねずみのトラブロフ / ジョン・バーニンガムの絵本
バーニンガムの多くの絵本を見た目に、本書はちょっと違うように見える。すごい大胆なタッチ、暗い色調。ストーリーも少し暗い。バーニンガムお得意の動物たちも、ここではネズミがメイン。その若いネズミ、トラブロフが主人公の物語。ト… 続きを読む バラライカねずみのトラブロフ / ジョン・バーニンガムの絵本
旅するベッド / ジョン・バーニンガムの絵本
古物屋から買ったジョージーのベッドは魔法のベッドだったというお話し。ジョージーには窮屈になったベッドを見て、おばーちゃんとかーさんがとーさんに連れてってもらって、ショッピング・センターで新しのを買っておいでという。とーさ… 続きを読む 旅するベッド / ジョン・バーニンガムの絵本
おこちゃん / 銅版画家 山本容子著作の自伝的絵本
淡い色彩と微妙な線の山本容子氏の独特の絵本。きれいな絵はもちろんだけど、内容が無茶苦茶におもしろい。まず、表紙・・・ここは正当的な絵本の表紙なんですが裏表紙を見ると、おもわず吹き出してしまう。どんなんでしょうね~、ユーモ… 続きを読む おこちゃん / 銅版画家 山本容子著作の自伝的絵本
ジョン・バーニンガムの絵本 / いっしょに きしゃに のせてって !
部屋の中で、少年が蒸気機関車のおもちゃ遊びをしている。母さんが、さっさと寝なさい、と言う。イヌのパジャマ入れを抱いて寝入った少年は、夢の中で蒸気機関車を運転している。横ではイヌがスコップを使って蒸気釜に石炭をくべている。… 続きを読む ジョン・バーニンガムの絵本 / いっしょに きしゃに のせてって !
ジョン・バーニンガムの蒸気機関車を眺めながら
バーニンガムの絵本『いっしょに きしゃに のせてって!』を眺めていたら、突然、過去の記憶がよみがえった。ネットで調べたら、ぼくが6歳の頃らしい。たぶん、それは小樽駅構内のホームでの見学だったと思う。祖父をはじめ家族総出の… 続きを読む ジョン・バーニンガムの蒸気機関車を眺めながら
ジョン・バーニンガムの絵本 / くものこどもたち
青空と白い雲の写真の中に絵をコラージュした、ちょっと変わった絵本。ちょっと写真が弱い感じがして、バーニンガム独特の迫力のあるいつもの世界がない。ストーリーは、父さん、母さんと息子のアルバートの3人が登山をしている。なんと… 続きを読む ジョン・バーニンガムの絵本 / くものこどもたち
ジョン・バーニンガムの絵本 / ねえ、どれが いい?
本書もバーニンガム独特のリズミカルにシーンが展開する絵本。 ねん、どれが いい? へびに まかれるのと、 魚に のまれるのと わにに 食べられるのと、 さいに つぶされるおとさ。 なんて、文に絵がついてる。シリアスな世界… 続きを読む ジョン・バーニンガムの絵本 / ねえ、どれが いい?
クロード・マルタンゲの素敵なストーリーの絵本 / ゆきのしたのなまえ
こころにジワーっと染み込んでくるお話の絵本。ストーリーはシンプルだ。街から郊外へ祖父と孫が散歩をしている。お話は二人の会話で構成されている。なんでも、祖父は夫婦で旅をしていたとのこと。ドイツの小さな町の有名な教会に立ち寄… 続きを読む クロード・マルタンゲの素敵なストーリーの絵本 / ゆきのしたのなまえ