青空と白い雲の写真の中に絵をコラージュした、ちょっと変わった絵本。ちょっと写真が弱い感じがして、バーニンガム独特の迫力のあるいつもの世界がない。ストーリーは、父さん、母さんと息子のアルバートの3人が登山をしている。なんと… 続きを読む ジョン・バーニンガムの絵本 / くものこどもたち
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ジョン・バーニンガムの絵本 / ねえ、どれが いい?
本書もバーニンガム独特のリズミカルにシーンが展開する絵本。 ねん、どれが いい? へびに まかれるのと、 魚に のまれるのと わにに 食べられるのと、 さいに つぶされるおとさ。 なんて、文に絵がついてる。シリアスな世界… 続きを読む ジョン・バーニンガムの絵本 / ねえ、どれが いい?
クロード・マルタンゲの素敵なストーリーの絵本 / ゆきのしたのなまえ
こころにジワーっと染み込んでくるお話の絵本。ストーリーはシンプルだ。街から郊外へ祖父と孫が散歩をしている。お話は二人の会話で構成されている。なんでも、祖父は夫婦で旅をしていたとのこと。ドイツの小さな町の有名な教会に立ち寄… 続きを読む クロード・マルタンゲの素敵なストーリーの絵本 / ゆきのしたのなまえ
マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさい おつきさま』ができるまで
本書は絵本『おやすみなさい おつきさま』とレナード・S・マーカスによる『ブラウンとハードの生涯』が1冊になったもの。絵本だけのものと判型も同じなので、絵本部分は全く同じだが、本書はあくまで後者を読む本だ。純粋に絵本『おや… 続きを読む マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさい おつきさま』ができるまで
マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本 / おやすみなさいおつきさま
先日読んだ『My World』と同じコンビの絵本。マーガレット・ワイズ・ブラウンの文でクレメント・ハードの絵だ。こちらの方が『My World』より2年早い1947年に出版されている。ウサギが登場し、緑と赤を使った大胆な… 続きを読む マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本 / おやすみなさいおつきさま
鈴木まもる / バサラ山スケッチ通信 ぼくの鳥の巣探検
2ヶ月ほど前に鈴木まもる氏の本を初めて見た。絵本『ぼくの鳥の巣絵日記』だった。絵本というよりも、自然科学の図鑑でもあるけれど、やっぱりぼくは絵本として楽しんだ。本書は絵本ではなくて、鳥の巣を優しく説明した自然科学の読み物… 続きを読む 鈴木まもる / バサラ山スケッチ通信 ぼくの鳥の巣探検
ヘルメ・ハイネ / One Day in Paradise
聖書の天地創造の物語かな。壮大なストーリーがハイネの軽やかなタッチで描かれる。牧歌的なじいさんが登場するけど、神なのだろうか。じいさんは様々な植物、昆虫、動物を想像する。その動物たちの愛らしいことといったらない。そして、… 続きを読む ヘルメ・ハイネ / One Day in Paradise
心の郷愁を誘うマーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本 / My World
市立図書館で、ある作家の絵本を捜していたら、書棚からはみ出て落ちそうになっている一冊があった。押し戻してから、一瞬のあと、もう一度引っ張り出した。一目でこれが名作だと分かった。それもぼく好みの。借りて帰ってからネットで調… 続きを読む 心の郷愁を誘うマーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本 / My World
ヘルメ・ハイネの絵本 / The Pearl
ヘルメ・ハイネの絵本はブタとニワトリが多い。本書はめずらしくビーバーだ。表紙のビーバーのとぼけた表情を見ているだけで、ほんわかと気持ちが緩んでくる。そのビーバーが自分のダムの中の巣で悩んでいるところから始まる。貝を見つけ… 続きを読む ヘルメ・ハイネの絵本 / The Pearl
ヘルメ・ハイネの絵本 / Prince Bear
読み終わって、ジーンとなる絵本。昔むかしから、クマはプリンスに、プリンセスはクマに変身できた。プリンスに変わりたいクマは路上に立って、プリンセスを乗せた馬車が通るのを待つ。そして馬車のプリンセスにキスをすると変身できた。… 続きを読む ヘルメ・ハイネの絵本 / Prince Bear