読後、1ピクセルの極小の正方形がとても「いとおしく」なった。 本書の初版は1999年で、書店に平積みされていたことをよく覚えている。手に取って、ぺらぺらとページをめっくった。デザイナー志望の学生を対象にした基礎講座だと分… 続きを読む ピクセルへの案内書 永原康史 著 / デザイン・ウィズ・コンピュータ[改訂版]
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ピーター・ボグダノヴィッチ監督 / 愛と呼ばれるもの
The Thing Called Love / 1993年アメリカ映画で日本未公開作品。ピーター・ボグダノヴィッチ監督は『ラスト・ショー』で有名な監督。あれは本当にいい映画だ。劇場で見たし、その後もビデオで何回かも見てい… 続きを読む ピーター・ボグダノヴィッチ監督 / 愛と呼ばれるもの
女優 岡田茉莉子が映画『鏡の女たち』を語る
昨日のお昼のNHK-TVのバラエティ番組「スタジオパーク」に女優の岡田茉莉子がゲスト出演していた。お昼の番組だから、話は固くないが、吉田喜重監督の『鏡の女たち』(2002年)について話すときは熱が入っていた。その映画はぼ… 続きを読む 女優 岡田茉莉子が映画『鏡の女たち』を語る
ルキノ・ヴィスコンティ監督/熊座の淡き星影
1965年、イタリア映画。 見終わったとたん、これは駄作ではないか、と思った。60年の『若者のすべて』の完成度に比べられないと思った。しかし、『熊座の淡き星影』の感想文を書こうと考えているうちに、ちょっと重要な作品ではな… 続きを読む ルキノ・ヴィスコンティ監督/熊座の淡き星影
ルキノ・ヴィスコンティ監督/若者のすべて
1960年イタリア映画。先日は『ルートヴィヒ』を見たばかりだが、ヴィスコンティはやはり、退廃を描いていることを確認した。もっともこの映画では貧困層を描いているので、堕落と言った方が適切だが、広く、文明や時代が退廃して行く… 続きを読む ルキノ・ヴィスコンティ監督/若者のすべて
ルキノ・ヴィスコンティ 監督/ルートヴィヒ
22日夜の nu things で阿木譲さんのDJイングがあったんだけど、時間が来てもオーディエンスが集まらない。後からは来たけど、その時はぼく一人が真ん前に座ってたんだ。DJが始まってかどうか分からないうちに、唄の入っ… 続きを読む ルキノ・ヴィスコンティ 監督/ルートヴィヒ
成瀬巳喜男監督/妻
1953年製作。結婚十年目を迎えた夫婦の物語。夫が上原謙、妻を高峰三枝子が演じている。戦後の成瀬巳喜男や溝口健二の映画を見ていて、作品の背景に終戦があることをいつも感じている。たとえ、この映画のように「戦争」という言葉が… 続きを読む 成瀬巳喜男監督/妻
成瀬巳喜男監督/鶴八鶴次郎
1938年公開。新内語りの男女の一組の物語。長谷川一夫が鶴次郎で太夫、山田五十鈴が鶴八で三味線弾き。二人の演技にテンポの良いめりはりがあり、その上、山田五十鈴の舞台上での三味線を弾く姿の艶やかさがたまらない。芸道物の味付… 続きを読む 成瀬巳喜男監督/鶴八鶴次郎
Handshake 9 の Brain Tibet
Handshake 9(06.9.22@新世界Bridhe)、Brain Tibet のソロ・パフォーマンス。フリー・ジャズの頃のフリー・インプロヴィゼイションを思い出す。情念の果てに未来はあるのだろうか? … 続きを読む Handshake 9 の Brain Tibet
Handshake 10
September 23rd @ 細野ビルヂング Live: Carlos Giffoni + Kouhei Matsunaga 江崎將史 梅田哲也 Dj: Ruinhome 前日の『Handshake 9』を体験してい… 続きを読む Handshake 10