ジャン・リュック・ゴダール監督の長編第2作目。『勝手にしやがれ』に続く、1961年の作品。大胆で斬新なタイポグラフィー。むちゃくちゃに新鮮な驚きだった。
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恋人たち / ルイ・マル監督の新しいラブロマンス映画
1958年フランス映画。ルイ・マル監督の長編第1作『死刑台のエレベーター』(57年)に続く第2作目。三作目が『地下鉄のザジ』(60年)で、本作はミステリー調とスラップスティック・コメディの間にはさまれた文芸風なラブロンス… 続きを読む 恋人たち / ルイ・マル監督の新しいラブロマンス映画
ニューヨーク・ニューヨーク / ジャズ・ミュージシャンのアメリカン・ドリーム
1977年アメリカ映画、マーチン・スコセッシ監督。1945年8月15日、日本の降伏で第二次世界大戦が終結。ミューヨークは祝勝ムードに沸き返っていた。サックス奏者のジミー(ロバート・デ・ニーロ)はトミー・ドーシー楽団が演奏… 続きを読む ニューヨーク・ニューヨーク / ジャズ・ミュージシャンのアメリカン・ドリーム
地下鉄のザジ / ルイ・マル監督のスラップスティック・コメディ映画の大傑作
1960年フランス映画。ヌーヴェルヴァーグのルイ・マル監督によるスラップスティック(ドタバタ)・コメディ映画だが、これはアートな映画の大傑作だと思った。この映画はもう何回か見ているが、今日気づいたことは、1929年のルイ… 続きを読む 地下鉄のザジ / ルイ・マル監督のスラップスティック・コメディ映画の大傑作
恋のエチュード / フランソワ・トリフォー監督らしくない文芸作品
1971年フランス映画。20世紀初頭のパリとイギリスの寒村を舞台にした作品。フランス人青年がイギリス人姉妹二人に恋をし、苦悩する文芸作品。文芸作品だからトリフォーらしい映画を期待すると裏切られる。原作はトリフォーの傑作で… 続きを読む 恋のエチュード / フランソワ・トリフォー監督らしくない文芸作品
逃げ去る恋 / フランソワ・トリュフォー監督
1978年フランス映画。するッと終わるラストが粋で、いつまでもいい思い出のように脳裏に刻まれる。『大人は判ってくれない』(1959)、『アントワーヌとコレット』(1962)、『夜霧の恋人たち』(1968)、『家庭』(19… 続きを読む 逃げ去る恋 / フランソワ・トリュフォー監督
気のいい女たち / クロード・シャブロル監督
1960年フランス映画。今は、フランスのヌーヴェルヴァーグ映画に興味を持っているので、つまらなかったけど最後まで見た。クロード・シャブロル監督は『いとこ同士』が有名だが、ぼくはまだ見ていない。この『気のいい女たち』は全く… 続きを読む 気のいい女たち / クロード・シャブロル監督
ピアニストを撃て / フランソワ・トリュフォー監督
1959年フランス映画。トリフォー監督というと、一にも二にも『突然炎のごとく』が好きで、ある時期(ずっと昔だが)には繰り返し見ていた。『突然炎のごとく』に比べて、3年前『ピアニストを撃て』の方はだいぶんに地味な作品で、最… 続きを読む ピアニストを撃て / フランソワ・トリュフォー監督
女と男のいる舗道 / ジャン・リュック・ゴダール監督
1962年フランス映画。『女は女である』に続いて『女と男のいる舗道』を高校生の時に見ているはず。前者はコメディタッチの明るい作品で好印象を抱いたが、後者は暗いストーリーがショックだった。当時見ていた映画で『女と男のいる舗… 続きを読む 女と男のいる舗道 / ジャン・リュック・ゴダール監督
ゴダールのタイポグラフィ(1)/ 勝手にしやがれ
ジャン・リュック・ゴダールの映画はおどろきがいっぱいにつまっている。これは『勝ってしやがれ』のタイトルとエンドマーク。とにかく大胆なタイポグラフィーにおどろく。