恋愛映画の傑作 / クローロ・オータン=ララ監督「肉体の悪魔」

1947年のフランス映画。ぼくはこの時代の古典的な映画を余り見ないけど、ストーリーが気になって見たわけ。第一次世界大戦末期、17才の高校生(フランソワ)が、軍人の婚約者のいる年上の女性(マルト)に一目惚れをする。二人で会… 続きを読む 恋愛映画の傑作 / クローロ・オータン=ララ監督「肉体の悪魔」

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先住民族アポリジニの混血少女を描いた「裸足の1500マイル」

2002年オーストラリア映画、フィリップ・ノイス監督。 ストーリーは、1931年西オーストラリアでの実話に基づくそうだ。最初の字幕スーパーの説明。 「100年間、白人入植者に抵抗してきたアポリジニは、アポリジニ保護法で生… 続きを読む 先住民族アポリジニの混血少女を描いた「裸足の1500マイル」

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女ともだち / ミケランジェロ・アントニオーニ監督

1955年イタリア映画。アントニオーニ監督がまだ無名時代の作品。この『女ともだち』、『さすらい』(57年)、『情事』(59年)と続き、『情事』がカンヌ映画祭の審査員賞を受けてから監督は国際的脚光を浴びることになる。『女と… 続きを読む 女ともだち / ミケランジェロ・アントニオーニ監督

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「バードがジャズさ」、映画『リプリー』から

映画『リプリー』をビデオで見ていたら、ジャズについての面白い会話があった。 ディッキーとマージのカップルとリプリーの3人のシーン。 ディッキー「マージはグレン・ミラーがジャズだって」 マージ「そんなこと言ってないよ」 リ… 続きを読む 「バードがジャズさ」、映画『リプリー』から

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太陽はひとりぼっち / ミケランジェロ・アントニオーニ監督

1962年イタリア映画。「情事」、「夜」と見続けてきたが、三部作の最後「太陽はひとりぼっち」だ。これは他の2作に比べるなら、多く見ている。「情事」、「夜」に比べたら、ちょっと軽いという印象があるので、なんとなくレーザーデ… 続きを読む 太陽はひとりぼっち / ミケランジェロ・アントニオーニ監督

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溝口健二監督/残菊物語

1939年作品。NHK衛星放送の溝口健二特集をリアルタイムに見ていたが、さすがに疲れが出て来て、深夜放送分は録画に切り替えた。そして、「残菊物語」は昼間の放映だ。さすがに仕事の都合で、2時間半の大作に時間をつぶすわけにも… 続きを読む 溝口健二監督/残菊物語

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夜 / ミケランジェロ・アントニオーニ監督が女性の知性を美しく描く

1960年イタリア・フランス映画。アントニオーニ監督は「情事」(1959年)、「夜」(61年)、「太陽はひとりぼっち」(61年)の3部作が特に有名だ。3作に共通しているのは、ヒロイン一人が主人公で相手役の男優は添え物とい… 続きを読む 夜 / ミケランジェロ・アントニオーニ監督が女性の知性を美しく描く

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8人の女たち / フランソワ・オゾン監督の傑作ミュージカル映画

2002年フランス映画。フランソワ・オゾン監督の映画は最近、『海をみる』と『サマー・ドレス』そして『焼け石に水』を見ている。それぞれの作品に驚きがあって、すごい監督だと思った。本作の『8人の女たち』を見終わって、その思い… 続きを読む 8人の女たち / フランソワ・オゾン監督の傑作ミュージカル映画

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