ドライアイの治療で肩こりが治った。先月はひどい肩こりに悩まされていた。マッサージや鍼灸院のお世話になりながら、なんとかやり過ごしていたが根本的な解決にはならなかった。特に、右側の頭から首すじ、そして肩にかけてがひどかった。かかりつけの眼科医に、最近は特に目の疲れがひどいと相談したら、眼鏡レンズの度数が合っていないのだろう、と言うことで検査をしたが特に狂いはなかった。
では、ということで眼球を観察してドライアイではないか、となった。2種類の点眼液を処方してくれた。涙の成分に近い人口涙液とヒアルロン酸の入ったもの。前者は水分の補給だけ。後者は角膜の表面を治療する目薬。両方を交互に1時間おきに点眼するように指示された。ヒアルロン酸の入った目薬は防腐剤が入っているので多用しない方がいいだろうと1日5回まで。人口涙液は防腐剤なしなので何度でも使用可と言われた。両方とも開封後の使用期限がある。もちろん人口涙液が短い。
点眼液による治療を初めたのが先月の末で、効果はすぐに現れた。肩こりが激減した。2週間ほど経過した現在も良好で助かった。鍼灸院などの治療も効いているかもしれないが、たぶんドライアイの治療効果が大きいと思う。考えるてみると、先月のようにひどい肩こりは初めてだったが、何年も前からドライアイになっていたのかもしれない。ドライアイという病名は知っていたが、肩こりとの因果関係を考えたこともなかった。
目薬による治療の他に注意する点は、加湿器もしくは濡れタオルを部屋につるすなどで部屋の乾燥を防ぐ。疲れたときは、温かい濡れタオルを目に当てて休む。コンピュータでの作業中はまばたきの回数が少なくなるので意識的にまばたきをするなどだそうだ。