歯の健康(14)/ 膿んでいる左奥歯が腫れぼったい&インフォームドコンセント

膿んでいる左奥歯だが、4月以降は2ヵ月以上も快適だったが、6月後半から嫌な違和感がしていた。夜中にトイレに起きた時にぼわ~んと腫れぼったい。朝、起きたときも同様だ。昼間は違和感は消えている。寝ていて歯を噛み締めているせいらしいが、眠っているので確かなことは分からない。気になって寝付けないようになって、もらっている化膿止めの薬を服用したら直るが、決まりで3日分しか出してくれない。

今日の予約も、この膿んでいる歯の様子を診るためだった。入念にチェックして、左右の噛み合わせが、左に片寄っているという。たぶん、膿んでいる歯が浮いてきて、噛む力が左側に片寄っているせいだという。眠っていて噛んで、左の歯の歯根に圧力がかかって膿む、という悪循環なんだと思う。

今日は、本当に入念に左右の噛み合わせを調整してもらった。微妙にほんの少しづつ削っては、噛み合わせの様子を確かめるので時間が掛かった。前にかかっていた歯医者さんは、こんな細かい仕事はしてくれなかった。どうせ抜歯しか解決方法のない歯なので、そこまでする必要がない、という考えのようだ。それはそれで一つの考え方で否定するつもりはない。また、何でも手早く処置をする先生で腕はいいと思う。しかし、患者との会話がないのが不満だった。

今の先生は、何でもよく説明してくれる。その会話の中で、質問もできるし、こちらの希望を言える機会がある。だから、今日の噛み合わせの細かい調整をしている歯だって、いずれは抜歯しなければならないことを告げられた時、その時は抜歯してもらうけど、それまでは、できるだけ抜歯を引き延ばしたい。というぼくの希望を言ったら、先生もそれは賛成で気長に治療しましょう、となった。まだまだ自分の歯が多いが、抜いた歯も多い。できるだけ自分の歯を保持したい気持ちが強い。

ぼくは大病をしないけれど、かなりの数の医院を経験している。今は、インフォームドコンセントが言われているせいで、だいたいよく説明してくれる先生が多い。しかし、インフォームドコンセントの得意、不得意があるようだし、そもそも、その必要性を感じていない先生もいる。インフォームドコンセントの必要性を分かって、それが得意な先生だと、ほんとうに通院が苦にならない。

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カテゴリー: 生活