ボヤ騒ぎから2週間、備えあれば憂い無し

4月14日にビル3階の事務所でボヤがあって2週間近く経ちます。今日も警報装置の有無を調べに業者が部屋にやって来たり、警報装置の作動をテストしている。ビルの管理会社も危機管理対策を実行しているらしい。ボヤの原因は、まだ消防署からの連絡がないので分からないとのこと。それで、今日聞いた話しだが、ウチは備えがいいと感心された。

ボヤが完全におさまってから、管理事務所が一軒一軒をお詫びと説明で挨拶に回っていた。それで知ったことは、怖いけど、外に出なくて部屋に閉じこもっていた住人が案外に多かったということ。その点、ぼくは地震の時のために用意してあるリュックを背負い、預金通帳などの重要書類を入れたショルダーをたすきがけにして、手には煙対策の濡れタオルを持って、非常階段を降りたわけ。下に降りたときは、そんなスタイルはぼくだけでした。もちろんカミさんにも濡れタオルを持たした。そのカミさん、その日のブログで、まだ顔を洗ってなかったので「濡れタオルが役に立った」なんて書いている。ま、大事にいたらなくて良かったです。

思い出すのは、1995年の阪神・淡路大震災の時、神戸の震源から離れた大阪とはいえ生まれて初めて体験する揺れで立っていられないほど。おさまるとすぐに部屋を出て、階段で外に出ました。とうぜん、大勢の住人が降りてくると思ったけど、あの時も案外に少なかった。あれだけの揺れだから、ストーブが倒れるなどで火が出る可能性はあったと思う。だからぼくはひとまず外に避難することを選択したけど、そういう風に考える人は案外に少ないらしい。

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カテゴリー: 生活