小学6年の女の子二人の友だち同士が、ネットに二人だけがアクセスできる掲示板を持っている。二人は学校やほかで、直接話しをするが、二人だけのネットでの会話も楽しんでいる。その秘密の掲示板の名前が「デビルズドリーム」だ。 ぼく… 続きを読む 小学6年生のネット体験を描いた 長谷川集平著 / デビルズドリーム
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海賊船の絵本 / 海賊日誌 少年ジェイク,帆船に乗る
学童向けの絵本だが、海賊についての専門書的な内容になっている。文章も多いが、大型本である特徴を生かして、絵をときに大きく大胆にレイアウトしてあったり、図鑑風な緻密なレイアウトがあったりと、大変に工夫された絵本です。フィク… 続きを読む 海賊船の絵本 / 海賊日誌 少年ジェイク,帆船に乗る
リスベート・ツヴェルガーの2冊目の『くるみ割り人形』
本書のまえがきに、ホフマンの物語を簡潔な文にしたズザンネ・コッペが書いています。 「1980年、絵本作家として歩み始めたころ、ツヴェルガーは『くりみ割り人形』を発表しました。それから23年以上たって、ツヴェルガーはあらた… 続きを読む リスベート・ツヴェルガーの2冊目の『くるみ割り人形』
マーガレット・ワイズ・ブラウン作、バーバラ・クーニー絵の絵本 / ちいさなもみのき
昨日は、同じ題名のファビエンヌ・ムニエの絵本を見ていた。そしたら、バーバラ・クーニーの1954年と初期の頃の本書『ちいさなもみのき』があることを思い出した。ストーリーは別なのだが、明らかに、ファビエンヌ・ムニエはマーガレ… 続きを読む マーガレット・ワイズ・ブラウン作、バーバラ・クーニー絵の絵本 / ちいさなもみのき
ファビエンヌ・ムニエ文の絵本 / ちいさなもみのき
「もみのき」のお話だから、もちろんクリスマス・シーズンに読む絵本。単純な絵本じゃない。こころにじわーっと染み込んでくるものがある、とても素敵な絵本だ。クリスマスを前に、もみの木売りのおじさんから、老夫婦が一本の小さなもみ… 続きを読む ファビエンヌ・ムニエ文の絵本 / ちいさなもみのき
ジェラール・フランカン絵の絵本 / はっけん・はっけん 大はっけん!
子ネコが一人で初めてそとに出て行く話。野原や森の自然に初めて触れる驚きと喜びを描いている。でも、一番楽しいことは、ハリネズミの子どもとの出会い。とてもストレートなストーリーの絵本。ぼくはフランカンの絵に興味を持って、この… 続きを読む ジェラール・フランカン絵の絵本 / はっけん・はっけん 大はっけん!
マリイ・コルモン作 ジェラール・フランカン絵の絵本 / ミシュカ
絵本の古典だが、現代にも生きる大傑作だと思う。ミシュカという小熊のぬいぐるみが主人公。ミシュカのご主人はいばりやで、怒りんぼうの女の子。それが嫌でミシュカは家出をして、森を歩きながら自由な空気を吸い、もうぬいぐるみとして… 続きを読む マリイ・コルモン作 ジェラール・フランカン絵の絵本 / ミシュカ
空にうかんだ大きなケーキ / ジャンニ・ロダーリ(イタリア)の児童文学
ローマのニュータウンで起きたお話。ある朝、ニュータウンの上空に巨大な円形の物体が浮遊している。警察、消防署そして軍隊も出動する大騒ぎになる。火星人が空飛ぶ円盤で襲来したというわけだ。パオロとリタというヤンチャな幼い兄妹が… 続きを読む 空にうかんだ大きなケーキ / ジャンニ・ロダーリ(イタリア)の児童文学
氷の海とアザラシのランプ カールーク号北極探検記
1913年、カナダの北極探検隊をのせた捕鯨船が氷の海にとじこめられてしまう。この実際におきた出来事をジャクリーン・ブリッグズ・マーティが子ども向けの物語にして、ベス・クロムスが絵を描いて、できあがった絵本だ。この探検隊に… 続きを読む 氷の海とアザラシのランプ カールーク号北極探検記
ジェラール・フランカンの絵本 / つきにでかけたおんなのこ
いつも、ぼんやりしている女の子が主人公。彼女がぼんやりしていると、家族は「また、お月さまにいるのね」と言う。まず、これが面白いよね。ぼんやりしている、つまり「心は月にある」なんて、とてもいい着想だよね。しかし、彼女は家族… 続きを読む ジェラール・フランカンの絵本 / つきにでかけたおんなのこ