原作 グリム兄弟、絵 リスベート・ツヴェルガー、訳 池田香代子(BL出版、2007年5月発行) 長年、飼い主のもとで働き詰めで歳をとり、追い出されるように逃げ出したロバとイヌとネコとニワトリが出会い、ブレーメンの町に出て… 続きを読む ブレーメンの音楽隊 / リスベート・ツヴェルガーの絵本
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リリとことばをしゃべる犬 / ヴァレリー・デールのYA小説
ヴァレリー・デール著、堀内久美子訳(ポプラ社、2008年7月発行) フランス人作家のヤングアダルト小説。フランスとドイツで児童文学賞を受賞していることから評価の高い小説だと知るが、読んで納得した。しかし、内容はかなりキツ… 続きを読む リリとことばをしゃべる犬 / ヴァレリー・デールのYA小説
3びきのぶたたち / デイヴィッド・ウィーズナーの絵本
先日、デイヴィッド・ウィーズナー(「セクター7」)の絵本を初めて読んで驚いた。この「3びきのぶたたち」はそれ以上だ。子どもの頃に読んだ記憶のある「3びきのこぶた」をウィーズナー独特の解釈で再構築している。 昔のお話の通り… 続きを読む 3びきのぶたたち / デイヴィッド・ウィーズナーの絵本
セクター7 / デイヴィッド・ウィーズナーの絵本
デイヴィッド・ウィーズナー(David Wiesner)著(BL出版、2000年11月発行) 著名な絵本作家らしいけれど、初めて見た。すごい大胆な発想に精緻な絵。ありえない世界をリアルに描いている。すごい。マンハッタンの… 続きを読む セクター7 / デイヴィッド・ウィーズナーの絵本
TOY BOAT / 少年の手作りボートの絵本
Text, Randall de Sève (2007)Illustration, Loren Long (2007) 暑い真夏に眺めると、ぴったりの美しい絵本。少年はブリキ缶とコルク,鉛筆、白い布を使った手作りのボート… 続きを読む TOY BOAT / 少年の手作りボートの絵本
Helico and the Iceberg / Andre Dahan(アンドレ・ダーハン)の絵本
アンドレ・ダーハンの絵本って、あまりに優しすぎてこのブログでは取り上げることがなかった。やわらかいタッチ、満面に笑みをたたえる登場人物や動物たち。愛が満ち満ちている絵なんだけど、そこに素直に入っていけない時もある。でも、… 続きを読む Helico and the Iceberg / Andre Dahan(アンドレ・ダーハン)の絵本
ヒキガエルとんだ大冒険6 ウォートンとモートンの大ひょうりゅう
ラッセル・E・エリクソン作、ローレンス・ディ・フィオリ絵、佐藤涼子訳評論社、2007年11月発行 本書を読んでしまって、このシリーズも残すところ1冊になってしまった。活字が大きめの150ページたらずの本なんで、パパッと読… 続きを読む ヒキガエルとんだ大冒険6 ウォートンとモートンの大ひょうりゅう
みずうみにきえた村 / バーバラ・クーニーが絵の絵本
早々と夏の終わりを感じさせる日々がつづいている。この夏の思い出といっても最高に暑かったことぐらいだが、そんな情けない思い出だけでもなつかしくなるのが夏の終わりだ。この絵本は過ぎ行く夏にぴったりの叙情的な物語。バーバラ・ク… 続きを読む みずうみにきえた村 / バーバラ・クーニーが絵の絵本
ねこくん、わが家をめざす / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
ケイト・バンクスとゲオルグ・ハレンスレーベンのコンビによる2004年の絵本。 主人公のネコは海辺の町でおばあさんに飼われている。長いこと幸せに暮らしていたが、おばあさんが亡くなり、ネコは家財道具と共におばあさんの生家のあ… 続きを読む ねこくん、わが家をめざす / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
目をつむるのよ、ぼうや / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本
草原で暮らすかあさんトラとぼうやのムチャクチャなほのぼの絵本。眠る時間なんだけど、ぼうやトラはなんやかや話かけて、なかなか眠ろうとしない。目をつむらない、ぼうやのそのなんやかやの理由が絵になっている。非現実的な幻想の森で… 続きを読む 目をつむるのよ、ぼうや / ケイト・バンクス文、ゲオルグ・ハレンスレーベン絵の絵本