ジェイムズ・ボールドウィンの短編小説『ソニィのブルース』(1957年)

ジェイムズ・ボールドウィンが “ジャズ” を書いた短編小説『ソニィのブルース』(1957年)を読んだ。 1940年代、ビバップの時代のNYCハーレムが舞台。黒人の歳の離れた兄弟の話し。兄は家庭を持… 続きを読む ジェイムズ・ボールドウィンの短編小説『ソニィのブルース』(1957年)

読書メモ:絲山秋子著『エスケイプ/アブセント』

初出「新潮」2006年11月号 二度読んだが、一度目よりさらに面白かった。たぶん、これからも何度か読むだろう。絲山秋子の著書は『イッツ・オンリー・トーク』 から始まって、『袋小路の男』、『海の仙人』と単行本を読んできた。… 続きを読む 読書メモ:絲山秋子著『エスケイプ/アブセント』

西風の強い本町界隈を買物に走る

起床すると「大阪府の風予測」サイトを見るのが日課になっているけど、7日は強い西風で、ガレキ焼却を始めた1日以来最悪の風だった。しかし、この数日は外に出ていないので、野菜やパンなど食料品の買い置きが無くなった。前日と前々日… 続きを読む 西風の強い本町界隈を買物に走る

舞洲工場でガレキの本格焼却が始まった

今日から、大阪此花区の舞洲工場で東日本大震災により生じた廃棄物の本格焼却が始まった。最大の防御は部屋から出ないことということで、今日はパン屋と八百屋でまとめ買いをしてきた。あとは風向きをチェックしながら生活のリズムを作っ… 続きを読む 舞洲工場でガレキの本格焼却が始まった

読書メモ:絲山秋子著『イッツ・オンリー・トーク』

イッツ・オンリー・トーク(文学界 2003年6月号) 蒲田のアパートに住んでる売れない絵描きの優子が主人公。いろんな男たちとの関係、距離感。ロバート・フリップとエイドリアン・ブリューのクリムゾン。 第七障害(文学界 20… 続きを読む 読書メモ:絲山秋子著『イッツ・オンリー・トーク』

大阪市のガレキ試験焼却が終わって

11月29日、30日と大阪市は予告通りに岩手県から運んだガレキ焼却を行った。ガレキには放射性物質やアスベストを始めとする様々な有害物質が含まれているため健康被害が懸念された。 焼却の日に向けてぼくは放射能被曝に関する本を… 続きを読む 大阪市のガレキ試験焼却が終わって