西風の強い本町界隈を買物に走る

起床すると「大阪府の風予測」サイトを見るのが日課になっているけど、7日は強い西風で、ガレキ焼却を始めた1日以来最悪の風だった。しかし、この数日は外に出ていないので、野菜やパンなど食料品の買い置きが無くなった。前日と前々日は微風だったし、西風じゃなかったし、そういう時に買い物をしておくべきだった。悔やんでもしょうがない。今後の反省にして、今日はN95をしてさっさと済ませてしまおうと、午後、強い西風の吹く本町界隈を自転車で走り回った。

帽子の上にさらにパーカーのフード、そしてN95タイプのマスクで防護。四ツ橋筋や御堂筋を横断しながらビジネス街を走ったが、完全に浮いてたな。約2名のビジネスマン男子が一瞥をくれてニヤリと笑ってた。「放射”脳”」と思われたかな? いやいやぼくは好意的笑顔と受け取った。

行きつけのお店へ入るなり店主が口元を両手でおおって「おっ、早速やってますね」ときた。「今日は西風が強いからね」と答えた。この人とはガレキの話しをしたことがないのに、理解者がいてホッとする。

1時間ほど、道ゆく人々を注意深く観察しつつ移動したが、N95らしきタイプは一人だけ。風邪用マスクはいつもと同じ。2重にしているか注意したけど、そんな人はいなかった。ぼくの予想ではもう少し警戒心の強い人がいるはずと思ってたけど、予想ははずれた。いつも通りの本町界隈。下校途中の小学生たちの屈託の無い笑い声がビル街に響いていた。いつもと変わらない。何も変わらない。だから見慣れた街が不思議な光景だった。