以下がこの夜のタイムテーブル。
22:00 C◎KE / 23:15 DNT / 12:30 ALTZ / 02:00 LAMB / 02:30 YURI / 04:00 SINKICHI / 05:30 AGEISHI
最後のageishiのDJは7時頃までかなと思ってた。すでに外はすっかり明るい。千日前通りを背にしたmontageのバーカウンターの窓から射し込んだ明かりが、ラウンジを通ってフロアーにまで入り込んでいる。ぼくは疲れて、ソファーにへたりこんで終わりを待っていた。7時をとうに回っているのに、終わらない。上げている。ぼくは立ち上がって踊りはじめる。8時を回っても、9時を回ってもやめない。とうとう10時まで続いた。
この日は知らないアーティスが多いので、みんな聞きたくて早くから行こうと思っていた。しかし、仕事の区切りがつかなくて入ったのはaltzの始まる直前だった。何度も聞いているaltzを楽しんだ次のrie lamdollのライブにちょっと感激。見た目と音楽のギャップに驚いたわけ。プレイスタイルがカッコ良くて、好みの音楽だった。後で、myspaceを聞いたら、それがはっきりと確認できた。
sinkichiのDJから昔、聞き慣れたフリージャズのフレーズが聞こえたときも、思わずへたり込んでいたラウンジからフロアーにあわてて走った。フリージャズをリアルタイムに聞いていたぼくにとって、当時の現場とは異質な今の空間で、そのフレーズに接することはとてもエキサイティングなんだ。
fortuneはyuri ogushiのベルリン留学を激励するパーティ。彼女のこの夜のDJスタイルは今までになく印象的なものだった。冷静でストイック。ペースの変化を押さえて緊張感のある1時間半だった。ブースに立つyuri ogushiにも、サウンドにも、ちょっと凄みがあって、ぼくのテンションも上がったままだった。アナザワールドへの道を照らす明かりを感じて・・・。
写真はageishiのDJが続く朝のmontage、フロアからラウンジを見る。デコの一部が外されて、いい感じ。