「地下茎 de Kai」はSocial Infectionが主催するパーティ。そのclapperに入ったのは12時過ぎ。ぼくとしては早いが、この夜は、3人のプレイをきっちりと聞きたいと思ってた。何度も聞いているのはKihiraさんだけ。Ko-jaxさんとKaiさんはネットから落とした音源を聞いているが、プレイを聞くのはこの夜が始めてだった。
Ko-jaxさんのDJが2時まで。Kaiさんのライブが1時間。3時からKihiraさんのDJだった。ぼくは7時を過ぎて、もう疲れが限界で店を出た。とても印象的なパーティだったので、最後まで居残れなかったのが残念だった。
3人の創り出すサウンドがとてもストイックな空間を作っていたと思う。ハッピーなパーティも楽しいが、ぼくはこういうストイックな場も好きだ。より音楽と融合できるように思う。
Ko-jaxさんのちょっと変則的なビートに体が反応。Kaiさんのクールなプレイにひきづり込まれるように、最前線で踊ってたけど、一瞬に放出されるパルスのような音圧がすごくてスピーカーの前に立てない。途中から後ろの方で聞いたが、踊らなくても楽しめた。Kihiraさんが始まった頃はフロアーもどっと人が増えていた。
ぼくは後方から踊るパーティピープルを眺めながら、自然と体を揺らしていた・・・溶ける魚のようで、とてもよい気分。5時をまわってフロアーの人がどっと減ったあたりから、プレイのテンションがどんどん上がったいった。ムチャすごい。サウンドという言葉とミュージックという言葉が同義語となる時空間に入っていく・・・これは楽しかった。でも、もうヘロヘロで身がもたない(笑)。
しかし、クラブパーティってその夜限りの唯一無二のもの、ということが分かってきたような・・・。
出演(プレイ順):
Ko-jax、Kai、Kihira Naoki