Yoshitake Expe Space Guitar Exhibition 2008 の六日目

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五日目のゲストは、ドラムの沼澤尚さんとエレクトリックミュージックのENTOKWAさんだった。六日目は、二日連続出演の沼澤さんとシンセサイザーの西竜太さん。もちろん、二日ともEXPEさんを加えてトリオ演奏だった。

沼澤さんを聞くのは初めてだが、聞き惚れてしまった。そのサウンドはジャズを聞くことが多かったぼくにはすごく新鮮だった。ビルの音量制限に配慮して、抑えたと思われる五日目の前半の緊迫したプレイがすごい。目の前で聞いていたが、瞬間瞬間に音楽が作られるのを見ているようだった。70年代に聞いていたジャズのフリーインプロビゼーションの感動を久しぶりに思い出した。
六日目は前日に比べるなら叩きまっくった感じ。トリオの演奏がまとまっていて充足感あった。

ぼくは、会場である細野ビルヂングの情報サイトを運営しているので、ビルで行われたイベントの記録を書き残したい目的意識を持って連日通っている。3日目のライブは仕事の打合せで聞けなかったが、昼間のEXPEさんも2回聞いて来た。目的はあるが義務で行っているわけではない。しかし、かなりの時間を使っている。仕事もたまってきてヤバイ(笑)。そう、EXPEさんサウンドの中毒症状になってる感じだ。連日聞き続けているので疲れてきたが、快感を求めて足をはこんでしまう。

このイベントもあと3日。日ごとに、EXPEさんはすごいことをやってるんだとの思いが強くなる。小松音響研究所の小松さんもすごい。音響システムのメンテナンスをやりながら、毎夜、レコードを聞かせている。

5日目にかけたドン・チェリーに感動したが、6日目のオーケストラによる現代音楽には驚いた。真空管アンプを通した音のクリアなことにまいった。昔、少しだけ現代音楽を聞いていたことがある、再生装置がよくなくて聞かなくなった。再生装置が良ければ、現代音楽は面白いって分かった。でもぼくには無縁か・・・(笑)。