Yoshitake Expe Space Guitar Exhibition 2008 の四日目

081106-01三日目は仕事の打合せで行けなかった。
さて、四日目(6日)のゲストはギタリスト、山本精一さん。前半は真空管アンプでCDを聞く時間。小松音響研究所の小松さん、山本さん、Yoshitakeさんの順番。山本さんが最後に聞かせてくれたCDにドスの効いた日本語の歌が入ってる。深沢七郎だって!

山本さんのソロが30分弱、それからYoshitakeさんとのディオが1時間ほどだったかな。山本さんの演奏は脳細胞が疲労で麻痺するような感じ。んー、難しい音楽だった。この会場では音量の規制があって、ダイナミックなプレイを控えたせいか、爆発できないパワーが凝縮されて、テンションがムチャ上がっているようだった。メロディーを徹底的に解体するようなパフォーマンス。こんなすごいギター演奏を目の前で聞いたら、フツーのギター演奏はしばらく聞けそうにない。

ライブは7時からだが、昼間は無料で解放されている。そこへ初めて行ってきた。無人のプレイヤーの会場に、エフェクターからのサウンドがループされている。心地よい。床の大きなクッションに腰をおろして、しばし番茶(300円)を飲んでなごむ。飲み終わって、クッションを枕に仰向けに寝て聞いていた。そのうち寝てるわけでもなく、起きてるわけでもない状態が・・・、そしてサウンドが変化している。プレイヤーが戻ってきたのがわかる。でも、身体がサウンドのマユに包まれたように動かない。これはすさまじい快感。

目を開けると、Yoshitakeさんが目の前というか斜め頭上でプレイしている。夕方に再び行った際、よく寝ているのでボリュームをあげるのを遠慮したと・・・(笑)。ミュージシャンに気を使わせて恐縮(汗)。