DJ Yuri がオーガナイズする6日のパーティAnimuse Animaへ行ってきた。クラブはひさしぶりで、溜まっていたみたいで、長いこと踊り続けた。テクノだが、テクノの場合、今まではなぜかヨーロッパから招聘されたDJのパーティばかりへ行っていた。それはそれで、フロア全体がすごく盛上がるんだけど、ちょっと特別な日という感じが否めない。
このAnimuse Animaは始めてだが、日常の延長という感じが良かった。と言っても、適当にナガシテるという意味じゃない。テンションが高くてけっこうのせられた。それでもあくまで、日常の延長で特別な日じゃない。そこんところがとてもいい。初めて体感する雰囲気に酔った。
ゆっくりと夜明けが近づいて、徐々にDJの背後の窓の風景が明るくなる。DJが完全にシルエットになる頃、朝の明かりがフロアに流れて、壁に巨大な絵が浮かび上がる。21日のFinal に完成する巨大ペイントプロジェクトだそうだ。そう、この大正sound-channelは21日で終わって、8月に移転先でオープンするとフライヤーにあった。
このクラブの朝が好きだ。川の見える外の風景を見ながら踊った。川の向こうの大きなビルに朝日が反射している。梅雨入りしたというのに願ってもない早朝の風景だった。忙しいのでこの風景も最後かもしれないと思い、踊った。
「クラブではありえなかったあの夜景、
そしてあの恐ろしく遅いエレベーターも最後やで!」
と、ファイナル告知のフライヤーにあった。