歯の健康(6)/ 抜歯、そしてブリッジは半永久ではないこと

歯の健康(5)に書いた通り、抜歯してきた。仮に、前の方から、1、2、3、4、5と歯に番号を付けると、2と4の歯はない。1、3、5で支えるブリッジを作っていた。今回、抜歯したのは3だ。まず、1と5のブリッジの側面を切断する。これに少し時間がかかった。それから麻酔注射をして、少し待って、抜くのは短時間で済んだ。

構造上、3には過剰な力がかかる。長年のその圧力に耐えかねて、歯が縦に完全に割れていた。正確には上部が水平に割れて、残った部分が垂直に割れた状態だった。水平に割れて隙間には食べかすが入りこんでいたし、歯の根の部分はだいぶんに膿んでいた。とにかく、抜いてよかった。ブリッジ状態でなければ、発見が早くて、もっと早く抜いていたかもしれない。

歯は歯槽骨部に食い込むようにして固定されているが、実は歯と歯槽骨は密着しているわけではなく、わずかだが遊びがあるらしい。だから、歯が微妙に動くようにできている。固い物を噛んだときなど、クッションにもなる。しかし今回のぼくのように、3本の歯を支えにブリッジにすると、真ん中の歯は全く固定されて、動くことができなくなる。根の部分が膿むと浮き上がることもできなかったわけだ。

今日、先生から伺ったが、ブリッジは半永久な処置ではないこと。抜歯したブリッジは記憶がないが、たぶん、十数年から二十数年だと言ったら、もった方ではないでしょうか。と言われた。ブリッジ部分はまだ、何ヵ所もある。虫歯と歯槽膿漏にさえ気をつけていれば、今のままで行けるものと思っていたので、思わず暗くなる。ともかく、今日の抜歯で、連続3本分の空白ができた。入れ歯の予定です。これも経過を報告します。

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カテゴリー: 生活