ゴナUは1975年にリリースされます。ナールの作者の中村征宏氏のデザインです。その余りの太さにびっくりしたものです。1979年にゴナEが出ますが、ここまではファミリーという考えはなかったと思うのです。むしろ、ゴナEさえ余… 続きを読む 写研書体の思い出(7)/ゴナU
カテゴリー: Design
写研書体の思い出(6)/秀英明朝
歴史的な書体だが、リリースされたのは1981年で、すでにナール、スーボ、ゴナが出ていて、多書体の時代に入っていた。先進的なグラフィックデザイナーから歓迎された書体だった。石井特太明朝オールドスタイル、新聞特太明朝、そして… 続きを読む 写研書体の思い出(6)/秀英明朝
写研書体の思い出(5)/新聞特太明朝
1964年リリースの書体だから写研初期の書体。明朝系やゴシック系の基本的な書体が揃ったすぐ後、ナール(1973年)から始まる新書体ラッシュはずいぶんと前の書体です。サンプルは比較のために、石井特太明朝オールドスタイル(下… 続きを読む 写研書体の思い出(5)/新聞特太明朝
写研書体の思い出(4)/石井太明朝オールドスタイル
サンプルは上が石井太明朝オールドスタイル、下に比較のために石井中明朝オールドスタイルを並べた。マックによるDTP以前の写植時代はパンフレットや新聞、雑誌広告などでは、この書体の使用頻度がとても高かった。タイトルを太明朝オ… 続きを読む 写研書体の思い出(4)/石井太明朝オールドスタイル
写研書体の思い出(3)/石井中明朝
サンプル印字の上と下では仮名が違います。上が「石井中明朝 MM-A-OKL」、下が「石井中明朝 MM-A-NKL」。下が一般的な本文組として使われます。上も本文組ですが、縦組ではとても可読性がよいのですが、横組では、少し… 続きを読む 写研書体の思い出(3)/石井中明朝
写研書体の思い出(2)/タイポス
1970年にファッション誌「アンアン」が創刊されますが、その本文がタイポスでした。その頃のぼくはデザイン事務所や写植会社、印刷会社を転々としながら、仕事より文化が欲しいといった生活してました。一定の技量は身につけていたの… 続きを読む 写研書体の思い出(2)/タイポス
写研書体の思い出(1)/石井ゴシック
DTPでモリサワフォントを使うようになるわけですが、写研書体と比べて、基本のゴシック体の違いがとても気になったものです。今では、見慣れてしまいましたが、こうして、ひさしぶりに写研のゴシックを眺めてると本当に美しいと思いま… 続きを読む 写研書体の思い出(1)/石井ゴシック
写研書体の思い出(1)/石井ゴシック
上図の印字見本は上から、 石井特太ゴシック(1961) 石井太ゴシック(1932) 石井中太ゴシック(1970) 石井中ゴシック(1954) 括弧内はリリース年(ウィキペディア「写研」項目より) DTPでモリサワフォント… 続きを読む 写研書体の思い出(1)/石井ゴシック
モリサワの「A1明朝」と写研の「石井中明朝体オールドスタイル」
上図は写研書体の印字見本です。上が「石井太明朝体オールドスタイル」、下は「石井中明朝体オールドスタイル」。 3月1日にモリサワの「A1明朝」について書きました。ぼくが写植専業会社で、デザイン事務所からの依頼の仕事でさかん… 続きを読む モリサワの「A1明朝」と写研の「石井中明朝体オールドスタイル」
モリサワOpenTypeフォント「A1明朝」
昨日、データクラフトの通販カタログ「デザインポケット」が届いたので眺めていたら、モリサワのフォント「A1明朝」が目に止まった。とても言葉で表現できないくらい懐かしい。 もう30数年前のことだが、ぼくは写植オペレータを仕事… 続きを読む モリサワOpenTypeフォント「A1明朝」