写真左は土佐堀川の常安橋から眺めた風景（昨日午後6時過）。正面グレーの半円球の建物が市立科学館だ。国立国際美術館はこの科学館の向こうにあって見えない。科学館は見学したことはないがプラネタリウムがある。科学館がここに新設される前は四ツ橋にあった。現在のホテル「ブルーウェーブイン四ツ橋」のある場所だ。同ホテルは外観を科学館に似せる努力をしている。屋上の半円球はかつての科学館屋上にあったプラネタリウムの外観を模している。そこには一度、カミさんと知り合った頃の大昔にデートに使ったことがあった。30数年前のことだ。とても古いプラネタリウムだった。なにせ、大阪大空襲を生き延びた戦前の数少ない建物だった。
さて、その市立科学館がこの土佐堀川右岸に建った頃、この一体はとても辺鄙な地域だった。今のように大きな建物は全くなく、写真左手には旧阪大医学部があり、雑草の茂る広大な敷地の中に廃屋のように建物がまだ残っていた。だから、ウォーキングには最適なコースでよく歩いたものだが、最近は来ることが少なくなった。
写真右は市立科学館（右）と国立国際美術館の一部鉄骨。地上部は鉄骨で、広大な展示スペースは地下に作られている。2004年11月、第１回の美術展であるマルセル・デシャン展に行っている。