iTunes6で、[環境設定/詳細/読み込み]ウインドウで読み込み方法が選べます。5つのエンコーダがあるけど、「AACエンコーダの高音質(128kbps)」がデフォルトになっています。この辺りの知識がないので、ずっとデフォルのままで読み込んでいたんですが、今日は、「AIFFエンコーダ」で取り込んでみました。「アップル オンラインチュートリアル」(タイトルをクリックするとリンクします)によるとファイルサイズが大きくなってしまうが、CDに録音された音質のまま読み込むことができる、とありました。
さて、試してみました。並べて使っている2台のiMacの片方に「AIFF(設定:自動)」、他方に「AACエンコーダ(設定:高音質128kbps)」で取り込みました。再生を同時にスタートさせて聞き比べましたが、たしかに音は違います。AIFFの方がクリアな音です。CDはビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」を使いました。ピアノ、ベース、ドラムスのトリオ演奏ですが、サウンド全体がクリアになった分、それぞれの楽器特有の音が明瞭になっています。
さて、データ量ですが、60分ちょうどのこのCDの場合、「AACエンコーダ(設定:高音質128kbps)」が60.6MB。「AIFF(設定:自動)」が660.5MBです。10倍ですね。これではちょっと多すぎます。もう一つ、「Apple ロスレス・エンコーダ(設定:自動)」で取り込みました。406.7MBです。こちらは、CDの音質そのままに、ファイルサイズを圧縮することのできるオーディオフォーマットとあります。これでもまだ、おおきいですが、音質の魅力には勝てません。それに、将来的には良質のスピーカーにつなぎたい願望もあります。その時は音質の差がもっと開くことになるでしょう。これからは「Apple ロスレス・エンコーダ(設定:自動)」で取り込んでいこうと思います。