Mac OS X Tiger のインストールで思わぬアクシデントに四苦八苦してしまいました。マシンは、PowerPC G4 の iMac 800MHz、OS9 でブートできるタイプです。Tiger はファミリー版のパッケージです。Tiger そのもののインストールは全く問題ありません。ぼくはOSのインストールの際はいつも内蔵HDをフォーマットしてかかる新規インストールを実行しています。
今回も新規インストールで Tiger のインストールを終え、OS 9 のインストールにかかりました。その手順は iMac のハードディスクで OS X が立ち上がっている状態で、購入時に同梱されていたディスクから OS9 をインストールするわけです。ところが、そのインストールディスクを認識してくれません。
こんなわけで、ハードディスクをもう一度フォーマットしてから、購入時のOSである10.2をインストール。その後、手順通りに OS9 をインストールしました。それから10.2 を Tiger にアップデートしました。クラシックもOS9でのブートも問題無しでした。この手順が当たり前なのか、ほかにスマートな解決法があるのかは知りません。
ちなみに、ぼくはHDにパーティーションを作って、OS9専用スペースを確保しています。それは、OS X と同じボリュームに作られたOS9の「システムフォルダ」をコピーするだけです。「システム環境設定」の「起動ディスク」でそのOS9を選択してブートすることができます。
余談ですが、OS9でキーボードの右上端のイジェクトキーが効きません。これだとOS9を事実上使うことができません。やっと、構築できたOS9なのにと、あせりました。これは、使用している US English キーボードを JIS キーボードに変えることで解決しました。解決してみると何てことはないのですが、サイトのヘルプを見たり、取り説を見たり、結構大変でした。
と、いうわけで、昨日から今日とてんやわんやの Tiger インストール作業でした。