堀江音楽祭のイベントとして24日と25日の2日間、HOSONO SOUNDTRACK が細野ビルヂングを会場に行われた。24日は Electoronica の日で、thumm と himawari の2つのエレクトロミュージックのバンドが出演した。
himawari は会場で配布した冊子によると、1998年2月、レナとイチカワタケシによる100%ピュアエレクトロニックミュージッックとデジタル映像のユニットとしてニューヨークで結成、とある。細野ビルヂングの天井の高い1階ホールにホワイトボードを6枚を組んで立ててある。それをスクリーンにしてレナさんが映像の光を浴びながら歌い踊る。レトロな細野ビルにしっとりと合う構成だった。しかし、テクノなサウンドが、なぜか古めかしく聞こえる夜だった。
帰ってから、ぼくは himawari ユニットとの偶然の遭遇だったことを知って驚いた。Macにバンドルされている iMovie の解説書でぼくは彼らに出会っている。ニューヨークで活躍するデザイナー徳井寛著の『iLove iMovie 2』(2001年2月発行)で、ミュージックビデオを制作する課題がある。その課題の素材として himawari ユニットのビデオ画像とサウンドが収録されている。
現在は iMovie HD バージョン6で、解説書は随分古なってしまったが、今だにぼくは活用している。2、3ヵ月前も YouTube を作る際に、本書を引っぱりだしてきて、himawari ユニットを素材に iMovie の使い方を復習したばかり。そんなユニットに実際に出会えるなんてほんとうに驚いた。