怒濤の日々

この土日月は怒濤の日々だった。
その4日から始まる週はカミさんの日程がびっしりと詰まっていた。整形外科と内科クリニックの定期診断、肩こりがひどいというので近所の整体師に来てもらった。週一の訪問リハビリの理学療法士も予定通り来た。そして金曜日は介護認定の調査員が来て、ケアマネさんも同席。これは神経を使う問答が続きかなり疲れた。終わってからケアマネさんからの電話では、要介護2以上は確実でもっと上かもしれないと聞く。それだけカミさんの体力が弱ってるということなんだけど、ぼくは現在レンタルの車椅子をもっとましな機種にしたいので喜ぶ。
この忙しかった週も何も予定のない土曜を迎えてのんびりしていた。ところが寝ようと準備していた深夜、カミさんが咳き込み喉が痛いと言い始めた。声もかれて話しにくそう。この時はまだ軽く考えていた。あったかいショウガ湯でも飲めば治るだろうと、それを作って飲ませた。ところが喉の痛みはひどくなるという。熱はそれほどないがコロナを疑った。喉の痛みでネット検索をしながらヤバいかもと思い焦る。
本人は救急車を呼んでほしいなんて言い出す。一応、大阪市のコロナ相談窓口に電話。横になって息苦しかったら救急車を呼ぶように言われる。そうでもなかったら朝を待って薬局で相談するように、と。でも、本人の希望をくんでで119番した。そして近くの救急病院に搬送され、抗原検査を行うが陰性と分かり、喉の痛みの薬を処方されて帰る。ところが待合室に貼ってあった24時間対応の介護タクシーに電話すると40分ぐらいかかるという。しかたないので待つ。家に帰ったらすっかり夜があけてた。一睡もしていない。
日曜日、カミさんはひたすら寝ているが、ぼくは家事や介護ですぐに寝られない。翌月曜日は我が家の最重要課題である大病院の眼科を受診する日だ。朝から行ったのに検査、検査で夕方近くまでかかり、もうヘロヘロ。今月末に白内障の手術が決定。その後に緑内障を詳しく診るらしい。思ってたより悪い目だった。若いときから目がいいのが自慢だったので思わぬ展開だ。
今夜は興奮が収まらず、カミさんはよく寝ているがぼくは寝付けない。行きつけの内科クリニックに行って、軽い眠れる薬を処方してもらおうか考えている。