ジョン・バーニンガムの絵本『ひみつだから!』

ひみつだから!ぶん・え ジョン・バーニンガム、やく 福本友美子(岩崎書店、2010年2月発行)

最近は絵本をほとんど見ていない。絵本を見る気分にならないのかも。先日、図書館で絵本を見るつもりはなかったけど、通路を歩いていたら返却本の中に本書の表紙が見えていた。一目でバーニンガムの絵本だと分かった。しかも、知らない絵本だということも。それに表紙がネコだしということで借りてきた。2009年に発行された新しい絵本だった。

内容とか絵にも、どことなく今風なところを感じる。家ネコは夜中、家を出ていて、昼間は寝ている。夜中に何をしているのか家の人には分からない。実は深夜のパーティで遊んでいるんだよ、という内容。

近所の不良として描かれているイヌたちがパーカーや帽子で決めたストリートファッションだったり、朝帰りの早朝の風景が描かれてたりというところがけっこう今風なんだ。でも、やっぱりどこかとぼけたバーニンガムの絵本だった。

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カテゴリー: 絵本