バーベット・シュローダー監督、1987年制作アメリカ映画(原題:Barfly)。
図書館から予約の本が届いたメールがあったんで、それを借りに図書館に行った。ちょっとふさぎ込むようなことがあったので、ビデオでも見て頭を切り替えようと思って借りた映画が、また悪かった(笑)。
ミッキー・ロークとフェイ・ダナウェイの『バーフライ』。パッケージに「おれは野良犬だ。植物みたいに根を生やしたくない」という文句に惚れたわけね。ミッキー・ロークが駆け出しの小説家というし、これは見なきゃと思った。
しかしこの映画、やけに「文学」をしてて非常にかったるい。途中でイヤになったけど、最後まで見たのは、フェイ・ダナウェイの年増のアル中役がカッコよかったから。彼女だけを見ていた。
この映画、作家ブコウスキーの自伝的ストーリーだという。ぼくはブコウスキーを読んだことがない。映画を見終わったも読もうと思わなかった。ミッキー・ロークは作家志望の青年を見ているのがイヤになるほど熱演していた。酒浸りで、喧嘩して血を流したり、だらしなく歩いたり・・・。それはすごい熱演だと思うけど、こういうミッキー・ロークは見たくないナ。