リドリー・スコット監督「ブレードランナー ファイナル・カット」(2007年版)

先週から時間に追われる仕事が続いている。緊張が続くんで、どうにもこうにも脱力したい。土曜日に気分転換にTsutayaへ行ったけど、その時DVDの「ブレードランナー ファイナル・カット」を100円コーナーで見つけて、借りていた。それを見たけど、やっぱり「ブレードランナー」はおもしろい。強烈に再認識した。

主人公デッカードのナレーションやハッピー・エンディングが削除されているのは、ディレクターズカット(1992年)かららしいが、本作のエンディングは強烈だった。ぼくは映画館で見た封切りの印象が強いので、ハッピーエンドじゃない方が、この映画をより良く印象づけていると思う。

とにかく結論めいた説明無しに突然に終わるラストに思わずうなった。全体的には、とても冷酷な映画に仕上がっていると思う。1982年の公開時、強烈な印象に興奮したものだ。珍しく2回、映画館に見に行った。もう何年も、映画館へ行っていないし、ビデオでも最新作をあまり見ていないので、大きなことは言えないが、いまだに「ブレードランナー」を超えるSF映画に出会っていない。

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