今日は、Bob Marleyを一日かけてた。もちろん、昨夜の「Dub Session Vol.1」の後だから・・・。70年代中頃、それまで聞いていたフリー・ジャズがだんだんとしちめんどくさい音楽になっていった。そんで、別の音楽を探しててBob Marleyのレゲエに出会ったんだ。インパクトは大きかったけど、その後パンクロックを知ったら、そっちの方のインパクトの方が大きくて、以後はパンク、ニューウェイブと聞いていった。
ロンドンのニューウェイブのからみからAswadを知り、Linton Kwesi Johnsonとかも聞き出して、Dennis Bovellをチェックするようなり、ダブを知った。そのDennis Bovellのライブを去年、サンスイで見た。LKJのようなゆるいダブを期待して行ったら、ムチャ挑発的で激しいテンションのサウンドでびっくりした。音量も半端でなくて、ヴォーカルは鼓膜が震えるぐらいだった。新しいレゲエに出会って感動したのもだ。
さて、「Dub Session Vol.1」のDeadbeatとPaul St. Hilaireのライブは終始ハッピーな雰囲気のプレイだった(というものの歌の意味が分からないので本当のところは不明)。楽しかったけど、物足りなくもあった。もっと、マニアックなミニマル・サウンドが欲しかったかなと思う。しかし、テクノやレゲエ、ダブが融合してしている様子は刺激的だった。いろんな音楽が解け合って流動化している。長いこと音楽を聞いていると、ここんところがおもしろいのかな。
彼らの後ということもあってか、Kihira NaokiのDJは乾いたグルーブが際立っててムチャ良かった。数週間前にClapperで聞いたばかりだけど、sound-channelのシステムで長時間のプレイを聞きたいと思った。Clapperの音もハードで尖ってて好きだけど、ちょっと疲れるかも。sound-channelの方はハードだけどレンジが広いんだろうか、疲れないと気づいた。