2月にフランス人DJ Anthony Collins、３月はドイツのMonkey Maffia (Wighnomy Brothers) 、そして先日の4月4日は同じドイツの Mary Jane とここのところコンスタントにヨーロッパ人DJのテクノを聞いてきた。そんなわけで、今はテクノサウンドに染まりつつある。いろんな音楽に言えると思うけど、プレイヤーの音楽的バックグラウンドがライブでは表現されていると思う。テクノって、そこのところが面白いと、Mary Jane を聞いていて思った。
もっとも彼女の音楽的バックグラウンドを一々いいあてるような音楽的教養をぼくは持っていないので、この夜のプレイ内容について書くことなんかできない。２時間強のプレイ中、様々なサウンドを駆使しつつ、オーディエンスのテンションを途切れさせることがなかった。それはDJのテクニックというレベルの話しではなく、強固なバックグラウンドなしではできないと思った。
そのバックグラウンドと共感しつつサウンドを体感していると心地よいナチュラルハイな気分になった。そんな中、オーディエンスの歓声に応えるMaryのチャーミングな笑顔を見ながら、DJは呪術師だと本にあったが、それは本当だと思った。