アンジェラ・バレットの素晴らしい絵「氷の宮殿」

今朝は、玄関のドアが歪んでいて外れる危険があるとかで、朝から業者さんが来て、修理していた。それで、いつもより早く起きたので、昼ごろにはしんどくなって、ベットの上に寝転んで絵本を眺めた。9月も下旬になろうというのにいつまでも暑い今にぴったり絵本だった。クーラーはつけずに、ベランダも窓も開け放してもじっとりと汗ばむけど、絵本を見ながら寝てしまった。

アンナという少女が主人公。彼女は病気で、一日、ベットで過ごしている。暑い季節で、両親が少しでも涼しい風がアンナに吹いてほしいと思って、庭に面した部屋にベットを用意したところからお話が始まる。

庭一面にレモンの樹があって、その奥に氷の蔵がある。そしてその向こうの小高い丘の上に白い宮殿が見える。お父さんはその宮殿で料理人をしている。暑さは相変わらずで、庭のトカゲもたまらずにぐったりしている。

夕方、帰ったきたお父さんから氷の女王の住む宮殿や白クマの住む国の話しを毎夜聞きながら、アンナは眠りにつく。お父さんのお話が幻想的な絵になっているが、アンナの周りで展開する日常の描写がほんとうに素晴らしい。

氷の宮殿
文:アンジェラ・マクアリスター
絵:アンジェラ・バレット
訳:島 式子
発行:BL出版、1997年9月

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カテゴリー: 絵本