わが家は1日2食、2年経ちました

2年前のこと、カミさんが突然、1日2食、昼ご飯と晩ご飯だけにして朝食は作らないから、食べたかったら自分で作るように、という宣告がありました。よく聞いてみると、ネット仲間からの情報で、体験した人から体重は減るし、体調も良いという話し。2食に関する本も出ていて、カミさんはいろいろと情報を集めたり、研究のすえに実行の運びとなったらしい。

1食抜くというより、晩ご飯から翌日の昼ご飯までの約18時間の断食を毎日実行することに、1日2食の目的があるらしい。以前はぼく自身も台所に立って料理を作っていたので、自分の朝食ぐらいはキチンと作れるが、話しを聞いて納得して、つき合うことにしたわけです。

理由は、努力をしても体重が減らない。揚げ物や肉類を食べないのに血糖値が高い。これらの改善に期待したわけ。特に最近は、糖尿病についての情報によく接するようになって心配していた。実は親族に糖尿病が多い。どうやら、膵臓機能が弱いという遺伝を受け継いでいるに違いないとぼくは推理している。

それで、血糖値が高いというのは、糖尿病にならないまでも、血管を痛めるという点が気がかりだった。脳卒中や心筋梗塞の引き金になりかねない。もちろん、糖尿病そのものも、とても怖い病気であることがだんだんと分かってきた。

いろいろと資料に当たっていると、糖尿病一歩手前の人たちは、ウォーキングと食事制限で、病になることを防いでいる。そなんわけで、ぼくもまた積極的に1日2食の実行となったわけです。実は、1日3食といっても、ほとんど間食が入るので、4食だったり、5食だったりしていたわけです。間食をすると、1日2食にしている意味がなくなるので、間食が激減しました。全くゼロではないけど、ま、許容範囲でしょう。

あまり心配してもしようがないので、血糖値の検査はしていません。だぶん、下がっているでしょう。体重は激減しました。およそ20年前に胃潰瘍で1ヵ月間入院しました。入院前に53キロだったのが退院時には60キロになってました。少しずつ増えて数年で、70キロをオーバーするようになって、ヤバいと感じてました。ジョギングもしてたけど、70キロを越してからは、膝に負担が掛かり過ぎて、ウォーキングに変えました。

最高72キロまで行ったけれど、このまま何処まで増えるのか心配でした。それが1日2食にしてから、どんどん体重が減って、1年数ヶ月で、61キロ~62キロで安定しています。1日2食がかなりいいことが実証されたと思います。

ただし、かなりきついです。1回あたりの食事量も多ければ意味がないわけです。3回食べていた時より少なくしたうえで、間食無しというのはかないきついです。2回の食事も野菜中心で肉類はほんの少しですから、種類を変えたおいしい野菜スープが毎日できなければ持続は難しいでしょう。そうそう、この1年はお米中心からパン中心に変えています。理由は、醤油の利用を減らして、酢を増やすことです。パンのおかずだと、サラダのドレッシングから、魚料理でも酢の味付けができます。

パンはもちろん、無漂白のものが中心で、それに慣れてきたら、たまに食べる和食の際も100パーセントの玄米になりました。あごはすごく疲れるけど、これがあまり苦にならない。自分でいうのもなんだけど、かなり美食を楽しんでたから、ま、ここいらでカロリーの少ない1日2食もいいだろうと、自分に納得させて続いています。

投稿日:
カテゴリー: 生活