食べ過ぎは糖尿病のもと

特に健康雑誌とか、病気の本を読んでいるわけではないが、新聞とか普通の雑誌とかで、最近は糖尿病の記事が気になる。たぶん、記事自体が多くなっているんじゃないかと思っている。糖尿病だけでなくて、生活習慣病全般に気をつけなければならないけど、これだけが一番意味不明だから気になる。今でも、よく分かっているわけではないが、最近は立て続けに新聞や雑誌の記事を目にして少し分かってきた。

3年ほど前の血液検査で、血糖値が高いと言われた。野菜と魚中心の食生活だから、血糖値が高いのは納得が行かなかった。あれ以来、計っていないが、今なら、たぶん正常だと思う。3年前を考えるといくら、野菜と魚中心の食生活といっても、食べ過ぎていたと思う。酒とご飯が好きだから、晩酌でおかずも食べたあとに、ご飯でまた、おかずを食べるなんてことを長いことやっていた。いくら身体にいいものを食べたって、食べ過ぎだわ。

血縁者に糖尿病が珍しくないことも気になっている。人類の歴史の大部分は飢餓の連続だったという。なので、空腹で血糖値が低下しても、様々なホルモンが血液中に分泌されて、正常値を保つという。つまり、空腹に関する危機管理はしっかりとシステム化されているということか。反対に食べ過ぎて血糖値が上昇してもそれを下げるホルモンはインスリンひとつしかないという。こころもとない危機管理だ。そこから推察すると、糖尿病になりやすい遺伝子を受け継いでいるとしたら、インスリンを分泌する膵臓機能が弱いということになると思う。

だったら、膵臓に負担を掛けるような生活習慣は絶対にダメということ。良い生活とは? 様々な記事で共通している。食べ過ぎない。歩く。スクワット。これで高血糖値を防げるらしい。完璧とはいえないけど、結構がんばってる。スクワットも少しづつ、回数が増えている。なぜ、スクワット? 歩行もそうだけど、下半身の筋肉を鍛えるためだって。下半身の筋肉が衰えると、消費する糖の量が減り、結果、高血糖となる。

じゃあ、高血糖がなぜいけないかと言えば、血管を痛めるからなんだそうだ。血管が痛むことで様々な疾病の原因になる。痛んだ血管と高血圧がセットになるとそれは怖い。そうそう、昨日の新聞に喫煙者にガンの比率が高いという報告が載っていた。ぼくは20年前に胃潰瘍で入院してからきっぱりとタバコを辞めた。ニコチンは血管を収縮させるんだよ。と主治医から言われたのが禁煙の動機として大きかった。当時は東洋医学の本を読んでいて、血液の流れの重要性を認識していたからね。

投稿日:
カテゴリー: 生活