ラッセル・E・エリクソン作、ローレンス・ディ・フィオリ絵の「ヒキガエルとんだ大冒険」シリーズの3作目。クリスマス・イブの日、例によって料理名人のモートンは料理作りに大忙し。クリスマス・ツリーやなんやかやとクリスマスを迎え… 続きを読む ヒキガエルとんだ大冒険 3 ウォートンのとんだクリスマス・イブ
カテゴリー: 読書
『グリーン・ノウの子どもたち』に改訂新版
ルーシー・M・ボストン作、亀井俊介訳の『グリーン・ノウの子どもたち』に改訂新版が出た。前の版は1972年に刊行とある。その版のグリーン・ノウ・シリーズを大方持っていあが、今はこの最初の「子どもたち」だけを置いていた。今度… 続きを読む 『グリーン・ノウの子どもたち』に改訂新版
旅するヤギはバラードを歌う / ジャン=クロード・ムルルヴァの愉快な物語
先月、ジャン=クロード・ムルルヴァの『トメック』を読んで、同作家の本書が気になっていた。『旅するヤギはバラードを歌う』なんてタイトルはとても気になる。愉快な物語で、仕事が忙しい間にちょこちょこと読んでいたけれど、気晴らし… 続きを読む 旅するヤギはバラードを歌う / ジャン=クロード・ムルルヴァの愉快な物語
戦後日本のジャズ文化――映画・文学・アングラ / マイク・モラスキー著のジャズからみた日本の戦後文化史
著者ははじめに、「本書は普通のジャズ史やジャズ評論書でもなく、しいていえばジャズからみた日本の戦後文化史の試論である」と言っている。なぜ、ジャズにこだわるのかと言えば、著者自身がジャズと日本文化は切っても切れない関係にあ… 続きを読む 戦後日本のジャズ文化――映画・文学・アングラ / マイク・モラスキー著のジャズからみた日本の戦後文化史
フィッシュ / L. S. マシューズ著の開発途上国を舞台にした児童小説
ストーリーの展開につられるように夢中で読んでしまったが、読後に落ち込んだ。地域は意図的に明らかにされていないが、隣国との戦争や内戦の絶えることのない開発途上国が舞台。その国の村に医師として救援活動をしている両親を持った少… 続きを読む フィッシュ / L. S. マシューズ著の開発途上国を舞台にした児童小説
トメック――さかさま川の水1/ジャン=クロード・ムルルヴァのファンタジックな物語
ストーリーのつながりに無理があるけれど、数々のエピソードはとても面白い。2000年に原書が出版されている新しい小説だが、物語は古い時代。といっても妖精や魔法使いが歩き回っている小説ではない。 少年のトメックは小さな村のは… 続きを読む トメック――さかさま川の水1/ジャン=クロード・ムルルヴァのファンタジックな物語
ヒキガエルとんだ大冒険 1 火曜日のごちそうはヒキガエル
ラッセル・E・エリクソン作、ローレンス・ディ・フィオリ絵の「ヒキガエルとんだ大冒険」シリーズの1冊目。本書は1982年刊行されたものの改訳新版(2008年2月発行)。たぶん人気シリーズなのだろう。読むとそれもなるほどと思… 続きを読む ヒキガエルとんだ大冒険 1 火曜日のごちそうはヒキガエル
ヒキガエルとんだ大冒険 1 火曜日のごちそうはヒキガエル
ラッセル・E・エリクソン作、ローレンス・ディ・フィオリ絵の「ヒキガエルとんだ大冒険」シリーズの1冊目。本書は1982年刊行されたものの改訳新版(2008年2月発行)。たぶん人気シリーズなのだろう。読むとそれもなるほどと思… 続きを読む ヒキガエルとんだ大冒険 1 火曜日のごちそうはヒキガエル
フーさん引越をする / ハンヌ・マケラ著、フーさんシリーズ3冊目
フーさんシリーズの2冊目を読まないで、この3冊目を読んでしまった。2冊目の登場人物が登場するので、やはり順番に読めばよかったと後悔。1冊目では森の中に住んでいてフーさんだが、そこに高速道路が通るために立ち退き、町に住むこ… 続きを読む フーさん引越をする / ハンヌ・マケラ著、フーさんシリーズ3冊目
砂 / ウィリアム・メイン著のイギリスの暗い児童書
30年ほど前のことだが、児童書を良く読んでいた。今でも、アラン・ガーナーやルネ・ギヨなどは処分せずに残してある。残念なことにウィリアム・メインの『砂』は本箱になく、図書館へ行くが見つからない。検索して書庫から出してもらっ… 続きを読む 砂 / ウィリアム・メイン著のイギリスの暗い児童書