ラッセル・E・エリクソン作、ローレンス・ディ・フィオリ絵のヒキガエルとんだ大冒険シリーズの5冊目。ウォートンはトゥーリアおばさんを訪ねるけど、おばさんはいない。おばさんを探してウォートンの冒険がはじまる。おばさんを訪ねる道中に出会ったのがモリネズミの取引屋。彼らはがらくたを入れた袋を背負ってて、なんでも取引をしなければ気がすまない。物と物、物と情報、情報と労働など何でも取引の対象になる。
しかし、このシリーズはほんとに話がおもしろい。ストーリーの展開に乗せられて、ついついページをめくってしまう。ときどき挿入されているイラストもほのぼのと楽しい。本作でのウォートン、モリネズミとは仲良くなるがヤマネコからはお互いに狙われて、スリリングな展開となるが、もちろん、ここでも意味深なオチがある。
《このブログの「ヒキガエルとんだ大冒険」シリーズ》
□ヒキガエルとんだ大冒険4 SOS!あやうし空の王さま号
□ヒキガエルとんだ大冒険 3 ウォートンのとんだクリスマス・イブ
□ヒキガエルとんだ大冒険2 消えたモートンとんだ大そうさく
□ヒキガエルとんだ大冒険 1 火曜日のごちそうはヒキガエル