クールな装丁だ。カバーは透明フィルムに白色の水玉模様と黒の文字だ。右はそのカバーをはずしたもの。文字は何も印刷されていない。逆にカバーをつけると読みにくい・・・ま、たいていカバーは外して読んでいるが。
この翻訳書は約2年前の2003年12月に出ている。書店に並んでいたのをよく覚えている。ブログのことが言われだし、読まなければと思いながら、買ったのは1年後だった。少し読んだがすごくとっつきにくかった。とても難しいことを言っているような印象を受ける、アメリカ人の論理に、ついていけない感じだった。そして先日、1泊だけど入院ということがあって、本書を持って行った。今度はすらすらと読めた。
たぶん、ぼくもブログを本格的に運営しはじめたからに違いない。実際に運営してみると、著者が強調することがなぜなのか、よく分かる。逆に本書を読んでから、ブログを運営しようと思ったらいつまでたっても実行できないに違いない(笑)。ブログ創世記を生きた著者による、当時のドキュメントも記述された貴重な本だ。