“地下茎” feat. Mary Jane ”@ Clapper(9.18)

ほんとはスタート前にはClapperに着きたかったけど、11時のスタートに30分遅れた。でも、予定通り、まだ人のほとんどいないフロアでDJ Spotのグルーブに酔った。パノラマで何度か聞いているSpotの同じグルーブをClapperで聞ける喜び。

クラブに行くようになって、この9月で2年になる。最初の頃はライブハウス感覚で、スタート時間に行ったりした。そんなに早い時間では、フロアにまだ誰もいなかったりとか、いてもDJの仲間だったりとかが続いた。2年経った今では、スタート直後のフロアでも、顔見知りがいるので、ずいぶんと気が楽になった。

特にこの夜は、フロアが混み合うほどに知り合いに次々と会って、とてもフレンドリーで、なおかつ熱狂的なフロアで、とても楽しかった。Live Dub Magus from Beirut、DJ Mary Jane、DJ Kihira Naokiと続いて、7時の終わりまでいた。

おもしろかったのは、ライブバンドのDub Magus from Beirutで、フライヤーを見たとき、中東からのバンドだと早とちりした。Maryがベルリンからだし、ずいぶんとグローバルなパーティだなんて思ってた(笑)。

当日になって、MySpaceを見たら、なんや大阪のグループらしいと分かった。びっくりしたのは、かれらのサウンドで、ムチャ好みだったこと。自己紹介によると「トロピカリズモ~ディープルンバ、フリージャズ、ハードコアからミニマルハウスまで幅広い・・・」とある。で、期待して行ったわけ。

しかし、ステージに立っているのは、DJ Ooshima Shigeruだ。彼なら、何度か聞いている。プレイの後、Dub Magus from Beirutは全く知らなかったから、驚いたと彼に言ったら、10年前結成のバンドbeirut 5があって、数年前からDub Magus from Beirutをパーカッショニスト二人でやっていると教えてくれた。

さらに、ライブでもウェザー・リポートやマイルスの On The Corner、Bitches Brewをサンプリングしたものを使っているとも教えてくれた。それがどの部分なのかぼくには分からないが、クラブでジャズのスピリッツに触れることはほんとに嬉しい。

“地下茎” feat. Mary Jane ” Aller guten dinge sind 3 ” Tour
2009.9.18 (fri) @ Clapper
DJ:
Mary Jane (LangspielPlattenGemeinschaft, club del mate)
KIhira Naoki (Social Infection)
Spot (Sunday Infection, Lark)
Live:
Dub Magus from Beirut